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今回は199910月末のフランス・リオンへの旅行記の2日目です。


Le carnet d'adresses (France)

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 Samedi 30 Octobre 1999   終日Lyon観光 (Hotel Carlton泊) 

朝は毎度毎度の様に朝寝坊してしまいました。
私は珍しく起きたのですが、だんなさまはさすがに疲れていたようなのでゆっくりしました。
結局
10時半過ぎに起きだし、シャワーをしたりして出掛ける準備をしていたらなんだかんだと12時近くになってしまいました。
取りあえずお昼を軽く食べてから彼のディーラー訪問を先に済ませて、その後観光しようという事になりました。


街に繰り出し、『そう言えば、今日はハロゥインだったっけ』と思いだしました。
フランスでもここ
2・3年の間に急に浸透した習慣で、どうりで街を歩いていると仮装した若者に沢山すれ違います。
きっとパリはもっとすごいんだろうな…。
そう言えばここ
2週間くらい、パリの雑貨屋さんもデパートもスーパーもパン屋さんまでもハロゥイン一色で、八百屋さんでもハロゥイン用に可愛らしいかぼちゃが沢山並んでいたっけ。


さすがに昨日の夕飯はお腹一杯で胃も疲れ気味だったのでレバノン料理で軽く済ませ、だんなさまはディーラー訪問へ、私はその間ディーラーさんのすぐ近くの雑貨屋さんで物色していました。
パリにある雑貨屋さんとはどこと無く微妙に品揃えが違う上に、値段も少々安いので色々と欲しくなってしまいました。
でも今回の旅行は電車なのであまり持って帰れないので、何か珍しいものとかにしようと物色していました。
雑貨屋さんを見ているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
ディーラー訪問が終わった彼と合流し、更に雑貨屋さん巡り。
実は昨日から目を付けていた雑貨屋さんがあって、そこのウィンドーに飾ってあった木で出来た可愛い置物に2人して一目惚れしてしまっていたんです。
何種類もあったのですが、散々悩んだ挙句に、『ソファに腰掛けて本を読んでいるクマ』と『ペンギンが
2匹ソファに座っている』ものを2つ買うことにしました。
パリにも似たようなものがあるのですが、値段が高いので、
2つで約1500円と今回は本当にめっけもんでした。
今我が家の本棚と
TVの上にちょこんと置かれています。

これ以外にも家具とか欲しいものが沢山あったのですが、又次回に!!
やっぱり地方都市に行くと、パリの物価の高さを再認識させられます。
まぁ、東京の山手線内で生活しているようなものですからね、しょうがないのかもしれないのですが、私達は
2人とも埼玉の出身で、埼玉は価格競争が激しくて物価が割と安定して安いので、それに慣れてしまっていると、どうしても納得できないものがあるときもあります…。
[1999lyon10.JPG]

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これは市庁舎の正面。
[1999lyon13.JPG]

これは市庁舎の裏側。
なんだか裏側の方が趣があって、素敵でした。
[1999lyon14.JPG]

これがリオンのオペラ座の上半分です。
聖人の像の古い部分とガラス部分のアンバランスがすごいでしょ??
さてその後、『リオンといえば織物でしょう』ということで、織物工場や織物博物館があるという一帯に行ってみようと言うことになりました。
例のセールスマンにだんなさまが地図をもらっていて、『ここだよ』と印もつけてもらっていたのですが、どうやらちょっと違っていたようで、バスに乗って山道を行って見たのですが、結局見つけることが出来ませんでした。
印よりも更に山の上の方にあったことが、夜ホテルに帰ってからガイドブックを見て判明!!
うーん…残念でした。 

織物関係が見れなかったので、今度は歩いて麓まで降りて、市庁舎やオペラ座を見に行きました。
市庁舎は特にすごいということは無かったのですが市庁舎の裏にあるオペラ座は面白かったです。
と言うのも、古いオペラ座の外側(外壁)だけ残して中と上にガラスをふんだんに使った、超近代的なものを作ってしまったんです。
こういう外側だけ残して中を新しくすると言う建築方法はフランスのあちこちで見ましたが、今回は奇抜と言うか斬新で感心しました。
中は真っ黒なんです。
真っ黒のロビーに間接照明。
外壁の白い大理石とは対照的です。
このオペラ座にかつては永井荷風も訪れたそうですよ。
それに私達の滞在中は残念なことにプログラムが何もありませんでしたが佐渡さんの出演するものやパリでも目玉になるような良い演目が沢山ありリオンが文化都市として力を入れているのが良く分かりました。


その後は散策しながらホテルに戻ることにしました。
昨日の夜はセールスマンに教えてもらったお店がお休みだったので残念でしたが、もう
1件教えてもらったビストロがあり、そこが丁度オペラ座の近くだったので、ちょっと覗いてみようと行って見ました。
ところが、もう
5時半なのにシャッターと言うか鎧戸が閉まったままなのです。
もしかしてここもお休み??とまたまた残念…。
一応ホテルに帰ってゴー・ミーヨとかで調べてみようということになりましたがあの分では多分お休みでしょう。
普通仕込とかを考えるともう開けていてもいい時間ですから。

がっかりしながら歩いているとすぐ近くに、とてもいい感じのお店を発見!!
2人で吸い寄せられるように近づいて除いてみると、やさしいクリームイエローの店内で男性&女性シェフと若い男女が何やら打ち合わせをしています。
お店の中はとても素敵で良い雰囲気です。
外にメニューが貼ってあったのでそれを見てみると、特にリオネーズと言うことではないのですが、どれも美味しそうなものでした。
一応電話番号を控えて、『例のセールスマンが教えてくれたお店がやっぱり休みだったらこっちにしようか…』と話ながら又ホテルに向かいました。

更に進むと昨日のお昼、彼がディーラーさんに連れてきてもらったと言うビストロがあり、覗いてみるとここも庶民的でとても美味しそう…。
中からー仕込みをしているのでしょうかーとても良い匂いが漂ってきます。
割と有名なのか次から次へと人が覗いては、『今日の夜、席は開いているか?』と尋ねています。
私もとても惹かれたのですが、そうするとだんなさまが2日連続になってしまって可哀想なので、ココは次回のお楽しみにしました。


街が綺麗に整備されていて、とても歩きやすいです。
散策しながらホテルに戻りました。
ホテルは
Place de la Republique(共和国広場)という大きな噴水のある広場に面していて、そこには日本にもパリにもあるデパートPrintemps(プランタン)もありました。
ちょうどハローゥインなのでディスプレイがとても可愛らしいものになっていて、そこにへばりついている子供達もあまりにも可愛かったので思わずデジカメでバシャバシャ撮影してしまいました。

[1999lyon15.JPG] [1999lyon16.JPG] [1999lyon17.JPG]



ホテルに戻るとフロントマンが『今日の夜に冬時間に戻しますから、忘れないで下さいね』と教えてくれました。
張り紙もしてあり、『夜中の
3時に針を2時に戻すように』と書いてありましたが、前にフランス人の友達が『フランス人が夜中の3時に几帳面に起き出して直すものかっ!!これは便宜上、そして交通機関の影響がない時間を見計らってやっているだけで、普通のフランス人は夜中の12時か1時にもう直しちゃうよ』って言っていました。
確かにそうですよね。
私達も夜中の
3時になんて絶対起きないでしょうし。

そういえば、昨年もこの日、
Dijon(ディジョン。詳しくは旅行記で)に旅行に行っていて−今年の夏のバカンスで寄った、Thibertに行ったんですけど−隣のホテルからThibertに行こうとしたときにやっぱりホテルの受付の人に、『冬時間になるから気をつけなさいね』って言われたのを思い出しました。
あの時も、『何時になったら戻すか?』と言うことで、その場に居合わした人皆んなで議論になってしまったけど(フランス人は大変議論好きで、子供のころから鍛えられています。口では勝てません!!)、やっぱりみんな、『
12時とか1時に戻せばいいんじゃない?』と適当でしたね。


部屋に戻ってゴー・ミーヨを開くと、やっぱりセールスマンの教えてくれたお店は土曜日休みでした。
うーん…残念。
『両方行けなかったよー』なんて言ったら、彼、がっかりするかしら?
『とてもうれしそうに教えてくれたのにな…』とだんなさまも残念がっていました。
幾つかガイドブックのお店を候補にしてみましたが、結局、先ほど電話番号を控えてきたお店に行って見る事にしました。


お店はまだ新しいらしくてとても綺麗です。
とても洒落ていて、かしこにセンスが感じられます。
まず、食前酒を頼み、可愛らしいメニューを手にじっくり…。
どれも美味しそうで迷ってしまいましたが、結局私は前菜にカモ、メインにラングスティ海老のロティを頼みました。
だんなさまは前菜にきのこのスープ、メインはフォアグラのソテー。
さぁ、美食の街のフレンチ、楽しみです!!
アミューズにエスカルゴのフライにパセリ&ニンニクソースがかかっているものが出てきました。
こりこりしていて美味しい!!
ブルゴーニュがエスカルゴで有名ですが、ここリオンも同じように大量のエスカルゴが消費されるとのこと。

さて、お腹を空かせて待っていると前菜が運ばれてきました。
一目見て、びっくり!!
だって、『これはメイン??』というようなカモの量。
幾ら薄切りとは言え…。
でも、取りあえず一口、…んんん??
美味しいっ!!
パリで今まで食べてきたものよりも格段に柔らかくて美味しい!!
ちょっと甘めのソースがカモに良く合い、食欲をそそります。
だんなさまにも一切れ食べてもらいましたが、やっぱり美味しさに驚いていました。
彼の頼んだきのこのスープも数種類のきのこと生クリームがミキサーにかけてあってとてもクリーミーかつ濃厚で、まさに秋の味です。
体にやさしい味でした。
アミューズと言い、前菜と言い、すごいお店だ!!
メインがとても楽しみです。


メインを待っている途中、英語もフランス語も出来ないイタリア人のご夫婦がお店に入ってきたんです。
ウェイターさんが困った末に厨房に行くと、厨房から女性シェフが出てきてきれいなイタリア語で対応していました。
このシェフがオーナーシェフなんです!!
イタリア出身でフレンチを勉強したそうです。
すごいなー…。
完璧なフレンチだけど、どこか新しいと言うか、軽いと言うか…。
やっぱりイタリアの隠し味があるのかしら?


メインが運ばれてきたときも驚きました。
私はてっきり、ただ焼かれた海老が出てくると思ったんです。
それが、ビスク(海老の殻を砕いて出汁にしたスープ)の中に絶妙な焼き加減の大きな海老が
4匹も浮かんでいるんです。
海老だけで食べてももちろん甘くて香ばしくて手美味しいし、スープだけ飲んでも美味しいけど、一緒に食べると天国の味です。
彼の頼んだフォアグラも、『パリでその量だと、この値段では無理だな』というような量と、そしてとろんとした絶妙な焼き加減。
2人で、思いがけずにすごいお店に入れて良かったねと興奮してしまいました。
自家製のパンも大変美味しくて、満足。
あっという間に食べてしまいました。


その後、デザートを頼みました。
私はお手製のチョコレートムース、これも大変美味しかったです。
3つチョコレートムースの塊がお皿に花びらのように並んでいて、それぞれの間に『チュイル』というクッキーが花のガクのようの並んでいます。
このチュイルがそれぞれ『ピスターシュ入り』、『アーモンド入り』、『蜂蜜がけ』と味が違うんです。
チョコレートムースも大変美味しくて、またまた天国の気分…、幸せ。

だんなさまはシェーブルチーズのシャーベットです。
が…、彼のを1口もらった途端、涙が…。
シェーブルチーズってなんだかご存知ですか?
やぎの乳のチーズなんです。
若いものでも大変臭いです。
いつも私は何種類ものやぎのチーズにチャレンジしては泣いているのですが、今回も彼が『全然やぎの匂いもしないよー、大丈夫。美味しいよ!!』と言うので、試してみたのですが、やっぱり泣いてしまいました。
こればかりは慣れないです…。
いつもだんなさまに騙されています(笑)


でも、思いがけずに素敵なレストランに入れて嬉しかったです。
コーヒーを頂きながらウェイターさんと話したところ、やっぱりお店は新しくて、今年の
5月に出来たばかりとか。
それにしては満席だったからすごいですよ。
味も文句なく美味しいし。
お店もとても感じ良いし、絶対、また来たいな…。


今日はこの後ホテルに戻り、ホテルのバーで軽く飲みました。
2人で今日の食事のことを思い出して語り合いながら…。


《続く》




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