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| Octobre 1999 Lyon (FRANCE) 1 |
今回は1999年10月末のフランス・リオンへの旅行記の1日目です。
今回も3回に分けてあります。
今回の旅行では今までに無くデジカメを使っています。

Le carnet d'adresses (France)

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さて、かなり余裕を持って、1時間前に駅に到着しました。 まずは切符を買わなければなりません。 私はMinitelで予約はしていたのですが、出発の30分前までに窓口で引き取らないと(支払いしないと)予約が取り消されてしまう券でした。 『連休の前なので切符売り場も込んでいるのでは…』と思い早めに行ったのですが、すんなり10分待っただけで無事に買えました。 最初『パリ市内&近郊用の切符売り場』に間違えて行ってしまって、冷たく『向こう』と言われてしまいました。 トホホ…。 一瞬冷やっとしましたが、取りあえず買えて一安心。 出発の30分前には搭乗できるので、あと15分、雑誌スタンドでワイン雑誌などを見ながら時間をつぶしました。 (読んでません。見ているだけ(笑)) そして、搭乗開始のアナウンスが流れ、人の波が動き始めて、私も早速乗込みました。 |
| 行きは1人なので、ちょっと奮発して一等車です。 リオン行きのTGVは最近車両がリニューアルされ、全車両2階建てになりました。 特に一等車は座席がエアフラのビジネスクラスとほぼ同じ物を使っているそうで、通路を挟んで2席と1席の計3席しかない、大変贅沢な作りになっています。 私は一等車の2階、2席の方で窓際ではなかったのですが、隣のフランス人の学生さんと少しお話をしたりして出発を待ちました。 |
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| そして、なんとエレベーターがお洒落なんですよ。 螺旋階段の真中がエレベーターなんですが、木の箱にアールヌーボー調の鉄の扉で。 良く古い映画とかに出てくるようなエレベーターで一度乗ってみたいと思っていたので、単純に感激してしまいました。 客室の中も外の廊下もとても綺麗で特に広いわけではありませんが、まぁ、なかなかの見っけものでした。 |
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既に6時過ぎ。 すっかり暗くなってしまって、目的のAV専門店が見つかるのかとても不安です。 と言うのも、だんなさまが完全に住所を知らないからです。 何故ならば、お昼をご一緒したディーラーさんがとても良い方で、『他にお店を見るならここが良いよ』と、競合他社さんを紹介してくれたそうなんですが、そのディーラーさんもちゃんと住所を把握していなくて、『○○通り沿いに必ずあるんだけど…』と言う、大変曖昧なものだったんです。 しかもその通りが『大通り』でしかも大変長い通りなので、探すのも大変でした。 最初探した始めたスタート時点は丁度通りの真中ぐらいの距離で片方の端まで探して見つからなくて、再度来た道を、ちょっと地下鉄に乗ったりして戻りつつ更に先に進んで、結局見つけたときには既に7時半過ぎ。 もちろんお店は閉まっていました。 残念。 でも場所は確認できたし、土曜日もやっているので再度明日チャレンジです。 『リオンの地下鉄にも乗れたし、AV専門店近くに素敵な雑貨屋さんとかも見つけられたし、かなり歩いたおかげでお腹もすいたし、良しとしましょう』なんて彼は言い訳してました。 確かにそろそろお腹もいい感じにすいてきました。 『早速リオンの美味しいご飯を食べに行きましょう!!』といざ出陣です。 またホテルのある新市街地に戻ったのですが、戻る手前でローヌ川に掛かるPont Lafayette(ラファイエット橋)と新市街がライトアップされて大変綺麗でした。 昼間の寂れた感じとは大違いで、思わずうっとりしてしまいました。 |
今夜のお目当ては、セールスマンが教えてくれたリオンの田舎料理が美味しいと評判のビストロです。
でも大変後悔しました。
金曜日の夜なのに予約していなかったんです。
小さな評判の店ならなおさらですのに。
結局見つけられたのに満席で入ることが出来ませんでした。
しかも土日はお休みとのこと。大変残念でした。
とても期待していたので、ショックで力が抜けてしまいました。
入り口からは美味しそうな匂いが漂ってきて、入れないと思うと余計お腹もすいてきて、『早くどこかに入らなきゃ死んじゃう!!』というようなかなり切羽詰った状態でした。
| 運良く、このお店のすぐ近くに良さそうなお店を見つけ入ってみました。 そこはなんと、リオンの誇る家庭料理が評判のビストロ『Leon de Lyon(レオン・ド・リオン)』のBis店(Second Masion。通常本店よりもカジュアルなものが多く、料金も良心的で安心して入れる)の1つ『Le Comptoir des Marronniers(ル・コンプトア・デ・マロニエ)』でした。 さすがにレオン・ド・リオンのBis店だけあって、ウェイターさん達も感じいいし、サービスも行き届いているし、店内には古い銅の調理台のミニチュアが飾ってあったり、アンティークのシェフの人形が飾ってあったりなかなか凝っていて素敵です。 |
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しかも安い!! 普通パリで、そう、良く行くのが3つ星Guy Savoy(ギー・サボア)のBis店ですが、所謂コースメニューで大体200FFくらいです。 でもここはデザートまでついて100FF。 しかも日替わりでとても美味しそうです。 前菜、メイン、デザートとそれぞれ4種類の中から選べるのですが、2つが旬のもので、2つが地場のもの『Lyonnasie(リオン料理)』でした。 私はまずアンドゥイエがないことを確認してから(笑)、折角だから前菜もメインもリオン料理にしました。 前菜は牛タンの冷製サラダ・タブレサラダ付、メインはブタの特製ロースト・グラタンドーフィノア付といずれもここのシュフの一押し料理でした。 だんなさまは前菜にかぼちゃのスープ・ムール貝入り、メインはやはりリオン名物のピスターシュ入りソウセージを頼みました。 そして、ワインはちょっとでいいので、『キャラフ(フルボトルではなくて、半分位の量を入れたガラス瓶のこと)で地場のを頼もうよ』と言うと、彼がチチチッと指を振りながら『リオンではネー、「キャラフ」って言わないんだよ。「ポー」って言うの。キャラフなんて言うと「けっ、パリッ子が気取りやがって!!」ってなっちゃうんだってさ。今日お昼にディーラーさんが教えてくれたの。』と言うではありませんか。 へぇー、そんなところにも方言が…。 こういうのもなんか、大阪っぽいねなんて話をしていました。 で、結局地場の赤ワイン、COTES DU RHONEをPOT(ポー)で頼みました。 これが冷やしてサーブされましたが、大変美味しくて、飲みやすかったです。 |
さてさて、料理を待ちながら、だんなさまは昼間の様子を離してくれました。
『どのディーラーさんもとても親切で人懐っこくて、まるで大阪で営業していたときを思い出した』とか、『昼間のリオン料理がとても素朴で美味しくて安くて、これも大阪の定食屋を思い出した』とか、ともかく、とても良かったようです。
一緒に回ってくれたセールスマンも本当は午後から地方に出張があったのに、少々送らせて付き合ってくれたりしたようで、彼は『リオンの人って皆んなやさしいね』と言っていました。
確かに、タクシー運転手さんもドアを開けてくれたし(パリでは自分で開けて乗り、自分で開けて降りて閉めるんです)、ホテルの人も感じ良いし。
ここのレストランの人もそうだし。
やっぱりパリに比べると田舎だからかなと思います。
私もリオンに到着するまで無事に済んだこと、1人でタクシー乗ったこととか、隣の席のフランス人とお話したこととか話しているうちに前菜が運ばれてきました。
お腹が『早く早く!!』と急き立てるかのように『ぎゅるるるるー』と鳴ってしまいました。
『頂きまーす!!』
むむむっ!!
これは、美味しい!!
牛タンがきっと蒸してあるんだと思いますが、とても柔らかくて、酸っぱいドレッシングと大変良く合います。
麦のタブレのサラダも美味しい!!
胃がほっとするようなやさしい味でした。
彼のかぼちゃのスープも大変味わい深いけどやさしい味で、スープ好きのだんなさまはにこにこしていました。
前菜が大変美味しかったので、メインが嫌がおうにも期待が高まります。
するとすごいものが運ばれてきました!!
『ひぇー、こんなに一杯??』という量の豚肉のロティー&グラタン・ドーフィノア!!
『私ライオン??』と言うくらいの量なんです。
でも見た目と匂いは大変誘惑的であります。
早速ナイフを入れてみると、外側の脂の部分はカリカリベーコンみたいなのに、中はとても柔らかいのです。
不思議だなーと思いつつ、口に入れると『!!!!』あまりの美味しさに絶句してしまいました。
かりかりと中のジューシーな部分がとてもバランス良くて最初は半分も食べられないかも…と思いながらも3/4は結局食べてしまいました。
彼のほうのソーセージは中にピスタチオが入っていて、もっとさっぱりしたものでした。
やっぱりこれも美味しくて、リオンが肉加工品が美味しいと言うのが大変納得しました。
さすがに、こんなに食べるとお腹一杯で苦しいくらい…。
でも、デザートは??と聞かれると、お腹が用意し始めるのだから困り者ですね…。
デザートも大変な量で半分残してしまいました。
でも美味しかったです。
コーヒーを頂いて、ホッと一息付きつつ回りを観察してみると、私達が苦労して必死に食べていたものを皆さんペロンと召し上がっていました。
やっぱり何百年と肉を食べつづけてきた人種と穀物だけの私達では違うんだなーと感心してしまいました。
私達の斜め後ろにおばあちゃん4人組みが座っていたのですが、いやはや豪快そのもの。
食前酒も一気に飲んじゃうし、ワインもがんがん空けてるし、食べるスピードも速くて恐れ入りました。
食べている間は機関銃のように絶え間無く話をしているんですから圧巻です。
最初は私達に大変興味があったようで、おおっぴらに振り返ってこっちを見ながら何かわいわい盛り上がっていたようでした。
さすがに東洋人は珍しいのでしょう。
そりゃそうですよね。
日本だって東京とかならいざ知らず、群馬の小さな村の人が旅行で前橋に行ったらインド人がいたようなものですものね。
地方に行くと料理も美味しいし安いのが嬉しいのですが、未だにこの量には慣れませんね。
そのうちに自分がフォアグラになってしまいそう…。
今日は短い間だけでしたが、なんだかリオンが好きになってしまいました。
とても満足して眠りにつけそうです。
《続く》
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