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Juin 2000 Riviera (ITALY) 1 |
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今年の夏は2回に分けてバカンスを取りました。
今回は1回目(6月)のバカンスで行った、イタリアのリヴィエラ海岸の旅行記です。
今日はパリからひたすら移動しただけです。

Le carnet d'adresses (FRANCE)

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| dimanche 11 juin 2000 |
Paris→Orange(Hotel Arene泊) |
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皆さん、こんにちは。
6/11〜19日までバカンスを頂き、イタリアに行ってきました。
なんと今年の夏は4週間のバカンスを取ることが出来るんです。
というのはフランス国内で今年から施行された『35時間労働法』の影響で、年間の労働時間を減らさなければいけないのです。
1日に換算すると4時間減らさないといけない計算になるのですが、企業…経営者側としてみれば今以上の余計な出費は押さえたいわけです。
そうすると対応策として有給休暇を増やすという結果になり、我が社は全員4週間のバカンスというなんとも日本人としては考えられない事態になったわけです。
しかし、いくらこちらの会社でこちらの制度で働いているとはいえ、日本人駐在員の場合は、日本の本社とのからみもあり、4週間のバカンスを一度に取ることはまず考えられません。
今まで我が『フランス支社』は現地人の上司と日本人管轄者の理解のおかげで2週間という長期バカンスを取れてきましたが、今年は(来年以降もしばらく続くでしょうが)その倍の4週間です。
2週間づつに分けて取るにしても、『いつ取れるのか、本当に取れるのか…』と疑問に思っていました。
が、今回の休みの 2週間ほど前に急に『2週間くらいならバカンスを取れる』ことになって、本当はイタリアのシシリア島&ナポリに行きたくて旅行代理店に手配をお願いしてみました。
しかしあまりにも日程的にせまっていたのとハイシーズンの為ホテルが取れなくて断念。
8月のバカンスに行けるように手配しました。
でも、心はすでに『イタリアの青い海と美味しいパスタモード』に入っていたので、あきらめられず・・・。
かと言って、今回は8月のバカンスも控えているのであまりお金を掛けられないので、 2人で検討した結果、車で行ける南仏のちょっと先のリヴィエラ海岸に来ました。
ここは丁度ジェノヴァを挟んで東西に海岸線が延びていて、ジェノヴァより西は昨年のバカンスで私たちが行ったところです。(詳しくは昨年のバカンス紀行をご覧下さいね)
そこがとても気に入っていたのでもう一度行きたかったのと、前回行けなかったジェノヴァよりも東にも今回行ってみることにしました。
初日はパリを朝10時位に出発して、本日の宿泊地Valance(ヴァランス)を目指しました。
ここで、『???Orange(オホンジュ)に泊まったんじゃないの??』と気づく方もいらっしゃるかもしれません。
その通り、Valanceよりも更に南のOrangeに泊まりました。
でも当初の予定では、運転手は彼1人だけだし、もともと安全運転の人だけど無茶な運転もして欲しくないし、せっかくのバカンスだから移動で疲れて欲しくも無く…地図を片手に昨年のことも思い出しつつ(昨年は1日目に6時間ちょっとかけてVienneまで行きました)2人で検討した結果、Vienneと同じくRhone-Alpes地方にあるValanceが丁度良いのではと。
Valanceは昨年行ったVienneよりも更に2時間ほど南に下ったところにある街で、とり立てて何かがあるわけじゃなかったのですが、中継所として泊まるだけの目的だからいいやと思っていました。
ところが当初の目的地のValanceのすぐ手前のサービスエリアに着くなり『もうちょっと行けそうだけど…』と彼が言い出したんです。
本人も自分で驚いていたんですが、今日の彼は何故かナチュラルハイ状態。
今まで仕事が立て込んでいたのでバカンスに入れたのが相当嬉しかったようで、途中お昼休みをちょっと取っただけでほぼ6時間運転しているのに全然元気なんです。
そういうことなら行けるところまで行ってしまった方が明日が楽なのでと、急遽宿泊地を変更することにしました。
私は地理感覚が良く分かっていなかったので(実際この後も運転するのは私ではないし…)彼におまかせしたのですが、彼が急に『あっ!!Orangeに行こう!!』と言い出したのです。
初めて聞く地名に最初、『え??何?今何て言ったの??』と。
果物のオレンジと同じだったのでちょっとびっくりしました。
まさにそれと同じなんですが、彼は前に行った時に、Orangeという美味しそうな響きが気に入ったので覚えていたそうです。
なんでも保存状態がすぐれたローマ時代の円形劇場が残っているそうです。
遺跡好きの彼にしてみたらそれも気に入った理由のようです。
早速ガイドブックを操ってホテルを確保し、一路Orangeへ。
今現在いるValanceはRhone-alpes地方ですが、目指すOrangeはもうProvence地方。
すぐ南方にはワインで有名なchâteauneuf-du
Papeが、更に南方には『アヴィニョンの橋で〜』の童謡で知られる、Avignonが控えています。
まさか今日1日でこんなところまで来れるとは…意外や意外でした。
Orangeの町は日曜日だからか、ひっそりと静まり返っています。
ホテルを探しているときに丁度円形劇場の脇を通ったのですが、かなり大きそうです。
散々迷ってホテルを見つけることが出来ました。
小さな家族経営のホテルでしたが、とても親切で気さくで、『日本人は沢山来る』と言っていました。
私達はこちらのガイドブックで探したんですが、日本のガイドブックでも紹介されているのかな??
それでも普通の日本人はフランス語を話せないでしょうから、私達はとても不思議がられました。
『パリに住んでいるので…』と言うと、なるほどと一旦納得し、『でもご主人のフランス語は相当だね』と誉めてくれました。
オーナーのフランス語はご多忙に漏れず、南方の訛りがかなりあり、私は聞き取るのも辛かったのですが、どうやら我々は話せるということで気に入られたようで、とても親切にしてもらえ、レストランも美味しいところを教えてもらえました。
そこが円形劇場のすぐ前の『YACA』でした。
ここはまさに日本の定食屋さんにあたる、伝統的な家庭料理が味わえるお店で、ちゃんとミシュランにも載っていました。
ここのメニューが手書きで読めない上に、質問しても訛りがすごくて理解が難しかったです。
フランス語でうさぎのことをLapin(ラパン)と言うのですが、それがあまりにも達筆過ぎて(笑)読めなくて聞くと、ご主人が『ラぺーン』と言うのです。
私達が怪訝な顔をしていると何度も『ラぺーン』と繰り返した挙句に、両手を頭につけてうさぎのまねをしてくれてやっと分かったのでした。
フランスでこんな簡単なことで苦労するとは!!
料理は値段の割にはボリュームもあり、味も美味しかったです。
でも南の土地の割にはクリームやらバターなんかが多く使われていたかな?
デザートも大変美味しく、お店の雰囲気も良くて、『あら、明日のお昼もここで食べようか?』なんて、冗談ですが、言い合ってしまったくらいです。
そして、小さな町ですので、帰りがてらぐるっと一周してホテルに戻りました。
明日は出発前にThéâtre Antique(円形劇場)を見学して、いよいよイタリアに入ります。
美味しいパスタが待ってるぞっと!!
《続く》
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