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| Mai 1999 Rome (ITALY) 3 |
ローマへの新婚旅行の最終回です。
今回も私達夫婦のアバウト振りが発揮されています(笑)

Le carnet d'adress

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3日目の朝!! やはり、朝はゆっくり起きてしまいました。 |
結局前回同様、ヴァチカン美術館の近くで簡単にお昼を済ませて、それから美術館とシスティーナ礼拝堂を見ようと計画しました。
でも、これもガイドブックを全面的に信頼したのがいけなかった!!
4〜6月と9〜10月は美術館もシスティーナ礼拝堂も夕方の4時まで開館しているとあったのですが、実は土曜日は例外で12:45まで入場可、13:45閉館だったんです。
それを知らずに12時位にヴァチカンに着き、最初、美術館の近くに行ったら、長蛇の列!!
それじゃ先に簡単にお昼を済ませようと、美術館のすぐ近くのお店に入り、前菜1皿とパスタを1皿づつ頼みました。
ここのお料理が、逆にこんな観光地にあるのにとても美味しくて、びっくりしてしまいました。
しかも地元の人達が入れ替わり立ち代りやってきて、日替わりの定食を頼んでいました。
(この定食はあまりの量(前菜・パスタ・メイン)で私達はとてもとてもチャレンジできません!!)
やはり地元の人が沢山来るお店は美味しいですね。
私達が頼んだものは、前菜は「季節のサラダ」というもので、ロケット菜とスモークされたハムにパルメザンが乗っていてオリーブオイルがかかっているだけのシンプルなものでしたが、びっくりするほどおいしい。
生ハムとは違う味わい深いハムに感激しました。
そして、パスタは、私はここのお店の名物、手打ちのフィットチーネ・ローマ風を頼みました。
手打ちのしこしこ麺がとても美味しかった。
だんなさまはスパゲティ・アマトリチャーナ。
食後のコーヒーを飲み終えて賞味45分間!!
早いわ!!
やはりお昼はこうでなくちゃね。
なんて言いながらテラスから外を見ると先ほどの長蛇の列がうそのように消えています。
時間は丁度13時ちょっと過ぎ。
『きっと、お昼ですいたんでしょうね』
『よし、今がチャンス!!』
と、2人で意気込んで出かけたら、美術館の入り口には人山の黒集りが!!
何事かと思いきや、入り口が封鎖されてしまっています。
そして、係員さんがその前に仁王立ちに。
そして、沢山の人々の、半分は「並んでいたのに、入れなかったことに対する抗議をしている人」。
半分は「あきらめて、入り口付近に座り込んでしまっている人」。
『えええええ!!!!そんなぁ!!!』
私達2人は愕然としてしまいました。
がっかり!!
確かに美術館の入り口には土曜日は午前中のみと書いてありました。
イタリアに旅行したらガイドブックを当てにしてはいけないと聞いたことがありましたが、でも、99年度最新版だったので安心してしまっていました。
本当にがっかり。
特にだんなさまは『修復後の色のきれいになったラファエロを見たい!!』と楽しみにしていたので、本当に気が抜けてしまったようでした。
でも、呆然としながらいつまでもそこにいても入れてくるわけではないので、あきらめて、てくてく歩き出しました。
2人で『まぁ、これでまたローマに来る理由が出来たわけだし…』などと良く分からない言い訳をしながら…。
でも、はっと気を取り直して、『今からならまだ間に合うぞ!!』と本来の予定であった、コロッセオ&フォロ・ロマーノに切り替えました。
気持ちを切り替えて、行って良かった!!!!
これを見ずしてローマを語れませんよね。
だって、紀元前のこんなに大きい建物が風化に耐えて立派に残っているなんて…想像できますか?
コロッセオ周辺にはフォロ・ロマーノを始め、皇帝達のフォロが沢山残っていて、それこそ、その地域一帯が遺跡です。
まずはコロッセオに行きました。
日本にいるときに、「世界遺産」というTV番組で見たことがあってそのときも、『すごいなぁ。ピラミッドもそうだけど、どうしてこんなものを、クレーン車もない古代の人が作れたのかな…』と感嘆したのですが、本物のコロッセオに立つと、再度その気持ちが沸いてきます。
当時の階段が残っていて、2階席にあたるところに登ることが出来ましたが、高所恐怖症の私にとっては、階段を登るのも大変でした。
2階から見渡すと建物自体は『すごいなぁ、圧巻だなぁ…』としみじみ思いますが、ここで幾千もの戦いが繰り広げられ、無数の罪も無い者の夥しい血が流されたわけですよね、そう思うと複雑な気持ちになります。
風が吹いてくるとなんだか、無念を残してこの世を去った者たちの嘆きの声に聞こえてきそうです。
そのコロッセオの横に本来は凱旋門があるはずですが、修復作業の為に完全に覆われていて見ることが出来ませんでした。
残念!!
その後はフォロ・ロマーノに行きました。
ここは古代ローマ時代の政治・宗教・文化の中心で、その後手狭になってくると各皇帝が自分のフォロをこの付近に建設しています。
フォロ・ロマーノ近辺は未だに発掘が続いていて『これでは地下鉄が通せないわけだわ』と納得しました。
でも、何千年もの間、遺跡が無事に残っていたのはすごいことだと思います。
フォロ・ロマーノも土砂に埋もれてしまった後何百年もの間、更地だったそうで、もし、この土地が開拓されてしまっていたら、この偉大な遺跡も破壊されてしまっていたことでしょう。
さて、遺跡好きのだんなさまは大喜び!!
首輪をはずしてもらった子犬のように大はしゃぎでした。
私もちょっと砂埃が目に辛かったけど、貴重な遺跡を目のあたりにすることが出来て感動しました。
(さすがにこの日は風が強くて、砂埃の為に、目がうさぎちゃんになってしまいました!!)
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更にテヴェレ川沿いに更に道を下って行くとそこに「真実の口」があります。 私は何人ものローマ経験者の人から、『「真実の口」って本当に小さくてびっくり、拍子抜けしちゃうよ』って言われていたので、逆に、思っていたよりは大きかったです。 しかも私にとっては、『ローマの休日』の思い出深いシーン。 やはり、写真を撮りました。 日本人ばっかりだと聞いていたのですが、そんなことはなくて、やはりオードリーと「ローマの休日」に魅せられて、映画の足跡をたどる人は世界共通にいるということですね。 |
その後、一旦ホテルに戻り、散歩をしながらローマ最後の夜の食事に出かけました。
まだ時間が早かったので、ヴェネット通り沿いの本屋さんに出掛けました。
そこで、パスタ中心のイタリア料理の本を(しかも英語バージョンがあったのにも関わらず、無視してというか見栄を張って(?)フランス語バージョン!!大丈夫なのでしょうか??)数冊と今回行けなかったヴァチカン美術館の写真集と、新婚旅行の記念にアルバムに貼ろうとローマの絵葉書を買いました。
私達は本屋さんが大好きで…いつもあっという間に時間が立ってしまいます。
「旅行先でまで何も本屋さんん行かなくても…」と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、私達は、その土地が気に入ればなおさらのこと、さらに触れたくなって、本屋さんに行ってしまうのです。
本屋さんて、その品揃えは、その国の文化とか宗教とか政治・経済をダイレクトに現していてとても興味深いのです。
本屋さんであっという間に時間がたってしまい、丁度良い時間。
予定していたレストランに向かいました。
そこは、コンシェルジュのおじさんが候補の2番目に挙げていたレストラン。
『おじさんに聞いたのは本当に正解だったわ!!』とまたまた感激してしまいました。
前菜2皿、パスタ2皿、そしてメインはシェアしました。
前菜は、アンティパスト・ミスト(盛り合わせ)と生ハム!!
私はイタリアに行ったらやりたいことの1つが『生ハムをお皿一杯食べること』でした。
もう、感激感激!!!!
イタリアの生ハムはやっぱりおいしい。
甘くて、口に含むと溶けてしまいそう。
『はぁ…幸せ!!』
そして前菜盛り合わせも美味絶品!!
シーフードのマリネも何とも言えずほっぺたが落ちそう。
そして、小さいコロッケのようなものが3種類。
1つはライスコロッケ。
中のチーズの溶け具合が絶妙。
そして、もう1つは挽肉ボールの揚げ物。
これも、お肉の旨みがぎゅっと濃縮されていて、ただの肉団子とは思えません。
そして、もう1つの不思議な物体…。
だんなさまが先に食べましたが、『ううう!!!これは、おいしーい!!!』
絶句していました。
『え?何々??』と聞いても、『後のお楽しみー!!』と教えてくれないのです。
私が食べようとすると、『中を見ないようにかじった方が感動するよ』と言うのです。
言われた通りに、ぱくっと…『え??何これ??銀杏??それとも里芋かくわい??』
中身を見て、2度びっくり!!
なんと、オリーブの実の種を取り、そこに挽肉を入れてありました。
このオリーブの揚げ物が、ホクホクしていて美味しいんです。
こんな味、体験したことありません。
お口がにこにこしてしまう、楽しい味でした。
そしてパスタ。
私はバジルと松の実のペーストとパルミジャーノたっぷりのリングイネ・ジェノベーゼ。
新緑を思わせる鮮やかな緑にパルメザンチーズの風味がこくと旨みを惹きたてていました。
でも、ジェノバで食べればもっと美味しいんでしょうね。
だんなさまはスパゲッティ・ボロネーゼ。
いわゆるミートソーススパです。
これも、本当に美味しい。
旨みの詰まった挽肉にちょっと酸味のあるトマトソースがやさしい味でした。
もちろん、両方ともアルデンテ!!
そして、メインはオッソブッコ・ポルチィーニ茸のリゾット添えです。
牛の脛肉のトマト煮込みに同じくトマト味のポルチーニ・リゾットが添えてありました。
イタリアでの始めてのリゾットですが、本当に美味しかった。
リゾットにもアルデンテがあるって聞いていて、家で作るとそれなりにおいしいんですが、本物を食べたことがなくて硬さの加減がわかりませんでしたが、今度はこの味を参考に作ってみようと思います。
メインをシェアしても、やはり量が多くて、最後の1口を残してしまいました。
あぁ、あと1時間後ならば食べられるのに…悔しい!!
デザートは、私はそこのお店のお勧めのレモンのシャーベットを、だんなさまはチョコレートケーキを頼みました。
レモンのシャーベットは、イタリアの有名なレモンのリキュールと蜂蜜から作られていて、適度な粘り気もありお腹一杯の食後にはぴったりでした。
彼の頼んだチョコレートケーキも甘さ控えめのブラウニーのようで本当に美味しかったです。
食後のエスプレッソ&カプチーノもイタリア最後の夜を締めくくるのにふさわしかったです。
こうして、楽しかったローマ旅行も無事終了し、日曜日の11時発の飛行機でパリに戻ってきました。
その日の午後、元会社の同僚のフランス人の家に食事に招待されていたからです。
たった3日間でしたが、本当に楽しい思い出が沢山たくさん出来ました。
忙しい中を私の我侭というか、夢を叶えようとしてくれた、だんなさまに感謝感激。
もちろん、色々とアレンジしてくれたTさん、ホテルのコンシェルジュのおじさんにも感謝!!
でも、言葉って本当に大切だなと思いました。
やはりイタリア語は全然分からないし、すでに私の英語なんて遺跡になってしまった上に、フランス語を覚えるために記憶の奥底にしまいこんでいたので、どんなにフランス語の方が楽だったことか…。
私もだんなさまもつい、フランス語が出てしまうんですよね。
いかんいかん…。
さすがフランス人は全世界をフランス語で通す自己中心な民族で、どこのレストランでも、相手が話せなくてもひたすらフランス語で話していました。
でも、不思議なもので、私達は日本人なのにも関わらず、フランス語が聞こえてくると、安心してしまうんですよね。
まぁ、ある意味では、馴染んでいると解釈して良いのかな??
そして、最後に…
こう言う風に旅行が楽しめるのも夫婦が仲良くないとね。
ローマで見かけた沢山の外国人仲良し老夫婦のように、私達もいつまでも新婚旅行のようなラブラブ旅行が出来るような夫婦でいれれば良いな…と思いました。
では、また。
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