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今回もローマへの新婚旅行の続きです。


Le carnet d'adress

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2日目の朝、私達はすっかり寝坊してしまいました!!
目がさめたら
915分過ぎ。
やはり、スリ対策に気を張り詰めていたのと、思いがけない暑さに体が疲れていたようです。
持参した目覚ましをパシッと止めて、熟睡してしまいました。

ですから、本当は、7時起床、午前中ヴァチカン博物館→システィーナ礼拝堂→午後サン・ピエトロ寺院の計画が狂ってしまいました。
取りあえず、軽く(ちゃっかり)朝食は食べて支度を急ぎ、ホテルを出たのが11時過ぎ。
メトロでヴァチカンへ。
ローマ市内は地下鉄が2本しか走っていません。
地下鉄の工事をしても、未発掘の遺跡に当たってしまって(大部分がフォロロマーノ周辺)、工事が進まないのです。
その代わりパスが発達しています。
ただ、バスは「スリ」のメッカと聞いていたのと、最寄駅から一本で行けるので地下鉄にしました。

急遽、ヴァチカン市国近くで昼食を先にして、その後、ヴァチカン博物館等々を見ようということにしました。
そこで、昨日、予約を入れられなかった展望のいいレストランに行って見ました。
ここは、レストラン部分と
cafeの部分があり、cafeは花が咲き乱れるテラスになっています。
そして、レストラン部分も
cafe部分からもサン・ピエトロ寺院が一望できます。
(ただ、残念なことに半分くらいが修復中で隠れてしまっていましたが)
花も咲き、風もそよいで(とうか、吹き荒れていた感じでしたが)とても気持ち良かったです。

が、cafeならば料理も早いだろうと思ったのが間違いでした。
何故、ミシュランに載っているのかを考えるべきでした。

確かに料理は絶品!!でした。
今回はパスタを1皿づつとメインを1皿シェアしました。
私ははじめてカラスミ(のスパゲティ)を食べました。
味の濃いちょっと塩気の強いスモークたらこですね、なんて言ったら怒られるかしら?
でもとてもおいしかった!!
オリーブオイルとカラスミだけなのこんなにおいしいなんて…。
だんなさまはポルティーニのフィットチーネ。
しこしこフィットチーネとポルチィーニ入りのクリームソースが贅沢な味わい。


La Terrazza Paradisoのテラスからサン・ピエトロ寺院を望んで。
自分の席から撮ったので、ちょっと写りが悪いです。

詳しくは
Le carnet d'adresses (Italy)Romeを見てくださいネ。

そしてメインは子牛の薄切り肉のソテー・クリームソースがけに野菜が添えてありました。
シェアでも、やはり良いレストランでは2皿別べつに盛ってきてくれるんですね。
これも、ソースが絶品。
焼き汁に細かく砕いたポルチィーニ茸と生クリームとチーズが溶かし込んであり、淡白な子牛と良くあいました。
で、コーヒーもおいしかった。
が!!
まず、
12:30営業開始と聞いてぴったりに行ったのに、メニューを持ってくるまでに30分も待たされた上に(まぁ、「待たせてごめんね」の食前酒(スプマンテ)が出てきましたけど)、お勘定を持ってくるのに1時間近くも待たされた。
いくらおいしくても、これだけ待たされるともう行かないわと思ってしまう。
しかもこの時間のロスがますます観光時間を少なくさせてしまったのでした。

結局その日は、サン・ピエトロ寺院を見て、その後今日中に買い物を済ませてしまうことにしました。
ヴァチカン美術館とシスティーナ礼拝堂は明日、土曜日に!!
そして、土曜日に予定していた、コロッセオとフォロ・ロマーノは残念だけど、次回に延期しようということにしました。

でも、サン・ピエトロ寺院だけでも見ておいて良かった!!
私は、こんなに大きくて荘厳な教会がこの世に存在するなんて想像できませんでした。
まさに神が宿る家です。
フランスにも数々の有名な寺院や教会が沢山あります。
パリのノートルダム寺院しかり、サンジェルマン・デ・プレ教会しかり、シャルトルの大聖堂しかり…。
でも、このサン・ピエトロ寺院はそれらのものよりもはるか昔に建てられたにも関わらず、それらのものよりも立派なのです。
一度に
6万人を収容できると言われているそうです。

入り口を入ると、中央に司教座が据えてあり、その上にミケランジェロが設計したといわれているドームが広がっています。
そのドームから差し込む幾つもの太陽の光の筋。
そして、壁一面を取り囲む、美しい彫刻・絵画の数々。
こんな荘厳な風景を今まで目にしたことありません。
魂を吸い取られそうなめまいを感じてしまいました。
すばらしい、うつくしいを通り越して、恐れを感じるほどでした。
地下には、宝物庫やお墓が広がっていますし、寺院のあちらこちらに美術品・宝飾品を展示した部屋があります。


私は、あまりの荘厳さになんだか押し潰されそうになり、隅々の細かいところまでは見ることが出来ませんでした。
本当は近寄って見たかったミケランジェロ作の「ピエタ」も修復工事の為、奥のほうに隔離されてしまって殆ど見えませんでした。
でも、本当に来た甲斐がありました。
[1999rome15.jpg]

神々しさが伝わりますか?
中央にあるのは法王の祭壇で、ベルニーニのブロンズの天蓋で覆われています。
[1999rome16.jpg]

中央のクーポラはミケランジェロの設計。
ここから光が差し込んでとても明るいです。

その後、すぐ隣の郵便局で、サン・ピエトロ寺院の絵葉書とヴァチカン市国の切手を買って、日本の友達に手紙を書きました。
(彼女はメールが無いので、この感動をすぐ伝えたかったのです)


その後、サン・ピエトロ広場を抜けて駅に向かいましたが、この広場も圧巻ですね。
「世界一面積が小さいけど、世界一影響力のある国」にふさわしい広場って感じがしました。
この広場には
40万人が収容できるそうで、日曜日にはサン・ピエトロ寺院の法王の間から法王が顔を出すのでこの広場は大混乱になるそうです。
広場の回りに回廊があり、その回廊沿いに円柱が規則正しく並んでいました。
その回廊の上には沢山の聖人の像が建ち並び、ものものしい雰囲気です。


でも、あまりにも広いのと、照りつける太陽。
広場にある
2つの噴水がとても涼やかで気持ちがいいです。
あまりの暑さに観光客の人の格好も、まるで海辺のリゾート地にいるかのよう。
女性なんて殆ど水着のようです。

そうそうヴァチカンには沢山の衛兵さんがいますが、何故かスイス兵だそうです。
そして彼らの制服はミケランジェロのデザインといわれていますが、真相は未だなぞだそうです。
私も、一応近寄って写真を撮らせていただきました。
(彼らは勤務中なので一緒には写真に写ってくれませんが、近寄って(近寄り過ぎのは駄目ですが)勝手に写すのはいいそうです。)




Basilica di San Pietro(サン・ピエトロ寺院)をバックに。
修復工事の最中の為、残念ながら殆ど覆われてしまっています。


寺院前のPiazza San Pietro(サン・ピエトロ広場)にて。
後ろの柱の上に、
140人の聖人像が並んでいますが、半分は風化してしまっています。
[1999rome14.jpg]

衛兵さんと記念撮影。
この後、寺院脇の入り口で衛兵さんの交代式を見ることが出来ました。



そうそう、ローマの観光名物で馬車があります。
スペイン階段の下とか、サンピエトロ広場とか、そういう人があつまるところに沢山の馬車が待機しています。
で、この日、サン・ピエトロ広場でウェディングカップルとご両親を乗せた2台の馬車を見かけました。
なんだかとてもかわいらしくて、自分まで嬉しくなってずっと見ていたら、彼女達も気がついてこちらに手を振ってくれました。
とても幸せそうでした。
私達も嬉しくなって、手を振り返し、お互いが見えなくなるまで手を振りつづけました。
なんだか、心が暖かくなる出来事でした。


その後、メトロでスペイン広場に戻り、買い物をしました。
2度目のスペイン階段に感激しつつ、また、写真を沢山撮ってしまいました。
もちろん、心にも焼き付けてあります!!
そして結局、誘惑に負けて、フェラガモでサンダルを1足買ってしまいました。
(だんなさま、ありがとう!!)
でも、この履き心地で、日本の半額以下、フランスの7,5掛けならば、やはり買ってしまいたくなりますよね。
しかも、今フィレンチェの本店・フェラガモ博物館を始め、全フェラガモの直営店(日本でもそうですか?)でオードリ・ヘップバーン展を展開していまして、ウィンドーには、「ローマの休日」のアン王女の姿を始め、フェラガモ氏と商談している写真等がパネルに大きく引き伸ばされて飾ってあります。
そして、通常商品を入れるあの、赤い袋の変わりに、オードリーが印刷された期間限定の袋に入れてくれるのです。
私は普段からあまり、ブランドものとかには興味がありませんが、やはり憧れのオードリーの…となると話は別です。
でも、そんなこと云々を別にしても、確かにここの靴の履き心地にはすばらしいものがあります。
このイタリアでの価格ならば、納得です。
日本では高くて非現実的ですけど。


それから食料品などを買いこみながらホテルに戻りました。
ホテルに戻る前に、すぐ近くのお菓子やさんで又ジェラードを食べました。
名物ってどこで食べても美味しいんですね。
私はお店のおばちゃんお勧めのレモンのジェラードとオレンジ風味のチョコのジェラードにもちろん甘くない生クリームをホイップしてもらいました。
全然英語が通じないけど、フランスみたいに嫌そうなばかにしたような顔をせずに、しかもお互いなんとか意思疎通がはかれるところが嬉しいです。


で、この夜は、日本のガイドブックを参照し安いところに行ったのですが、日本人観光客慣れしすぎていて、ちょっといまいちでした。
味は庶民的ながらまぁまぁおいしかったです。
ただ、やはり絶対量が多かった。
今回は前菜1皿づつ、パスタ1皿づつでしたが、パスタの量が多くて、結局残してしまいました。
やはり、ちょっと少な目の方が私達日本人には丁度良いかも。
フレンチの膨大な量の料理に慣れてしまった私達ですら多いと思うのですから、相当多いんだと思います。
ちょっと高くても、コンシェルジュのおじさんのお勧めのお店に行けば良かったかな…とちょっと後悔しました。
やはり、現地の人のお勧めには惹かれるものがありますよね。
しかも、1回すでに試して美味しいと言う事が証明されているわけですから。
決して、このお店が美味しくないというわけではなくて、初日の晩のような新鮮な感動が得られなかったというだけです。
ただ、自分達が家で作るスパゲティも自画自賛ながら、結構行けてるなと思ってしまいました。


《続く》



**夜のスペイン階段。絵葉書から**




《続く》


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