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今回もベルギーへの旅行記の続きです。
舞台はブルッセルから又ブルージュに戻ります。
でもどこでも食べてばかり(笑)

Le carnet d'adresses (Belgique)

ライン

次の日は、さすがにチェックアウトがあったので、早めに起きました。
で、グラン・プラスの花市を見たり、有名なお菓子やさんを覗いたりして、そうそう、『しょんべん小僧』を見に行きました。
ベルギーには3大がっかりというのがあって、『しょんべん小僧』もその1つと聞いていました。
どうがっかりかと言うと、驚くほど小さいというのです。
確かに実物は小さかったし、ふーん…で終わってしまう物でした。
でも、必ず
1回は見に行ってしまうんですよね、観光客は。
しかも必ず記念撮影してしまうんですよね、何故か・・・。


『しょんべん小僧』とフランスは実は深い関係がありまして…。
ルイ
15世の統治下、彼の兵士がこれを盗んでフランスに持ってきてしまったのです。
で、王は謝罪の為に豪華な金の刺繍入りの衣装をベルギーに贈りました。
以来世界各国から、民族衣装を始め、数々の衣装が贈られるようになったということです。
でもねー、本当に小さいんですよ。
衣装を着たとしても、衣装に埋もれてしまうんじゃないかと言うくらい小さいんです。

もう
1つ『しょんべん小僧の少女版』もあるらしいです。
これは、リアルすぎてみる人を困惑させると、ガイドブックに書いてありました。
私達は残念ながら見に行きませんでした。


その後、Place du Grand Sablon(グラン・サブロン広場)に行きました。
ここは、アンティークショップが集まっているのと、美しいステンドグラスで有名な教会があります。
まずは、アンティークショップをこらしてめて回りました。
パリよりも全然安くて保存状態もとても良いです。
今度お金が貯まったら、アンティークのガラスを買いに行きたいです。


グラン・プラスの花市にて。


これが有名な
Manneken Pis
(しょんべん小僧)。
Petit Julien(プチ・ジュリアン)の
別称を持っているそうです。
でもこの前で写真を撮るのは、
何故かとても複雑な気分・・・。


そして、Eglise Notre-Dame du Sablon(ノートル・ダム・デュ・サブロン教会)を見学に行きました。
この教会はステンドグラスの美しさで有名と聞いていたので、ドキドキしながら入りました。
あっ!!と驚くほど明るく奇麗な室内にびっくり。
今まで私がパリやノルマンディやルーアンで見てきた教会で、これほどステンドグラスの窓の面積の大きいものはありませんでした。
常にそれらの教会は薄暗くて、天井に近い所にステンドグラスがあり、そこから光が射し込んでいるぐらいのものが普通でした。
でも、この教会は古いですが、大きなステンドグラスから差し込む沢山の日の光のおかげでとても明るく奇麗に見えます。
そして、ステンドグラスもただ大きいだけじゃない、とても手が込んでいて、見ほれてしまいました。
是非、この教会をまた見たい!!と思うくらい、私にとって、強烈な印象でした。

その後、ずっと行きたかった、
Wittermeer(ヴィタメール)という、チョコレート屋さんのカフェでケーキを頂きました。
これが驚きものでした。
今回の旅行で来るまで、正直言うと、ベルギーには大変申し訳無いのですが、ベルギーはフランスに比べて田舎というイメージがあり、『味付けも野暮ったくて、塩味が濃かったり、甘かったりするんだろうな』と
2人とも心の中で思っていました。
でも、実際今まで食べてきたお料理もそう、お菓子もそう、みんなパリと同じように洗練されていて、美味しいんです。
そして、極めつけがこのヴィタメール。
『これが毎日食べられるなら私ブルッセルに住みたいわ!!』と思うくらい、もう、パリのお菓子なんか比にならないくらい、お上品かつ美味しいんです。
甘さが控えめなのが私達にはぴったりだったのかもしれません。
いつものごとくあまりの美味しさにあっという間に平らげてしまい、その後はただただ呆然、唖然…。

ヴィタメールは本来チョコレート屋さんで、最初は、『チョコレートを買って帰りたいけど、この暑さの中では溶けてしまって無理だろうから、ケーキを食べて我慢しよう』と言っていたのです。
でもあまりのケーキの美味しさに、『じゃ、本業のチョコレートって一体どんなものなんだろう??』と思い始めてしまい、ついにだんなさまの『溶けてもいいから、買って帰ろう』という
1言で『やったー!!』と喜んだのでした。
溶けてしまったらもったいないので、
100gだけ買って帰ったのですが、帰った後、大変後悔しました。
あまりのおいしさに
1晩で100g全部食べてしまいました。『もっと買ってくれば良かった〜』と2人で空き箱を空しく眺めたものです。
日本(神戸)にはヴィタメールの世界で唯一の支店があるということですので、機会があったら是非試して見て下さい。
濁りの無いカカオの味、甘さ控えめのチョコレートに虜になると思いますよ。
私達は、
FAXのオーダーシートを貰って帰ったので、早速近いうちに注文する予定です。


そして、ブルッセルを後にし、再度ブルージュに向かいました。
グラン・サブロンからすぐのところに
Palais de Justice(最高裁判所)があり、その前を通りました。
この裁判所は
1883年の完成当時はヨーロッパ最大の石の建築物だったそうで、まさに巨大!!の一言でした。
でも、あまりに大きすぎてちょっと恐い感じがしました。
『安定感があまり無くて、倒れてきそうとか、吸い込まれそう・・・』とか感じるから、大きい物なら私はどっちかというと、ローマのサン・ピエトロ寺院の方が好きだな…。

途中、高速で軽く昼食をとり(懲りずに、2人してまたトマトスープ&フリッテンを頼みました)、ブルージュに到着。
今度は迷わずにホテルにたどり着けました。

ホテルに着くと、前と同じ顔ぶれが『お帰りなさい』と迎えてくれました。
しかも、なんと同じ金額でジュニア・スイートの部屋に泊めてくれたのです。
驚きました。
だって、すごい部屋なんです。
このホテルでスイートに次ぐ、良いお部屋で、まさに中世の貴族の館の
1室さながらの調度品。
そして、この部屋だけのお庭。
本当にいいのかしら??と戸惑ってしまうほどです。
きっと、
@『この街とこのホテルが気に入ったから戻ってきたい』と言ったから
A私達も同じヨーロッパ在住と言う事
B言葉の面で特に不自由なく意思疎通が計れたから
でしょう。
ありがたい事だと思いました。

『なんだかこんなにいい部屋だと出掛けてしまって夜寝るだけなんてもったいないね』
なんて話しながら、でも観光する為に戻ってきたので、出掛ける事にしました。
出掛ける時に、『部屋は気に入ったかい??』と聞かれて、『もちろんだとも!!あの部屋を気に入らないなんてことがありますでしょうか??』とお礼を述べてから出掛けました。

これがそのお部屋。
細部まで凝っていて素敵でした。

お姫様気分です。

部屋付のお庭まで!!



やっぱり、ブルージュは気持ちがいい街で、
2人して、『戻ってきて良かったねー』とはしゃぎした。
本当は、教会とか見たかったけど、もう夕方で閉ってしまっていたので、街を歩くだけにしました。

途中カフェで一休みし、彼が楽しみにしていた『ブリュッセル風ワッフル、バニラアイス添え』を頼みました。
しかし、自分の念願のものを頼みながらも、うちの旦那様は携帯でフランスとお仕事の電話中。
さすがは日本人ね…。
くすくす。
私が溶けないうちに半分お手伝いしてあげました。(笑)

彼の電話中私はボーッとしていましたが、本当に素敵な街並みで、『きっと日本人の考えるヨーロッパってまさにこれだなぁ』なんて思っていました。
だって、石畳に馬車のひづめの音がこだまし、鐘楼の鐘の音が15分間位それに被さるように鳴り響いていて、ちっとも違和感が無いなんて…。
特に何するわけでなく、こういう所で、ボーッとしながら過ごせるのもいいバカンスだなと思いました。
観光するだけがバカンスじゃない、『命の洗濯』がバカンスなのだから。







インド料理屋さんのテラス席に座るとこんな景色を見ながら食事が出来ます。

詳しくはLe carnet d'adresses
Bruggeを見てね。

その後、その日の夕食はどうしようかと言う事になりました。
夜飲みに行くビアカフェは既に決まっていたのですが(なんとブルッセルを出る時からすでに決めていました)、さすがに連日連夜の洋食続きで胃も疲れ始めていたのでした。

『うーん…』と悩んだ挙げ句に、なんと前ブルージュに来た時に気になっていたインド料理屋に行く事にしました。
でも行って正解!!
日本を離れてからこんなにおいしいインド料理は始めてだったんです。
パリのインド料理はまず高い。
その上、ルーのレパートリーが少なくて、コリアンダーばっかり。
ちょっとがっかりしていた矢先に、ブルージュでこんなにおいしいカレーが食べられるなんて!!
日本に居た時は、会社の直ぐ近くにおいしいカレー屋さんがあったらから、
2人とも良く行っていたのですが、そこと匹敵するくらい美味しいカレーでした。
野菜カレーのセット(野菜カレーが
5種類とサラダとライス)と肉系カレーのセット(肉や魚のカレー5種類とサラダとライス)を1つづつ取ってシェアしました。
あまりの美味しさに、『どうしてパリでこれが出来ないのかしら??』と愚痴になってしまうほどでした。
大満足の
2人は『ベルギーってどこで何食べても美味しいね』なんて既に酔っぱらいのようなふわふわした気分になっていまいした。



その後、前々か決めてあったビアカフェにいざ出陣!!
ここは、
Brugs Beertje(ブルージュの小熊)と言って、『世界中のビール飲みなら知らない人はいない!!』と言うくらい有名らしいです。
小さなお店ですが、私たちが行った時は既に満員。
かろうじて私達
2人の席が空いていたという状態です。
お店のカウンター部分は地元の常連さん。
そして、大部分のテーブル席も常連さんで埋まっていて、カードゲームに興じたりしていました。
お店の雰囲気もとても良くて、古いビールの宣伝ポスターが貼ってあったり沢山のグラスが飾ってあります。
私達も早速注文しようとまるで電話帳のように分厚いメニューを開くのですが、あまりの種類の多さに、どれを頼んでいいのやら??
しかもお店はおかみさん
1人だけで対応していて、大忙し。
常連さんまで手伝い始めるほどの大にぎわいです。
なんだかいるだけでも陽気になれてしまいます。


ちょっとピンボケになってしまいました。
Brugs Beertjeカウンターに陣取る地元の常連さん。
取りあえず、ランビックの中から彼は普通のグーズビールを私はカシスを頼みました。
同じランビックでもメイカーも味も違います。
当然グラスも全然違う物です。
それでは、バカンス最後の夜に乾杯!!
『くぅ〜、美味しい!!』
ベルギーに来てから何度も飲んだランビックの味。
分かってはいるけど、本当に美味しいです。



お店の前で。
すでに酔っ払っています。
とても素敵なビア・カフェでした。

詳しくはLe carnet d'adresses
Bruggeを見てね。
それに、とても安いんです。
ブルッセルで飲んだ時も『安いなー』と感じたんですが、ブルージュのこのカフェは更に安い。
1杯
300円弱なんです。
こんなに美味しくて安いなんて。
嬉しいですね。
でも本当はイギリスのカフェと一緒でキャッシュ・オン・デリバリーで、運んでもらったらすぐその場で支払いをしなければいけないんです。
でも、おかみさんが忙しくて、支払おうとしたら『ちょっと待ってて』と消えてしまって、あとは呼んでも気が付かないほどの忙しさ。

2
杯目を頼む時に一緒に払おうって言っていました。
そして、彼が
2杯目を頼んで支払いをすると、お釣が多すぎるのです。
どうやらこの2杯目の分しか支払いが済んでいないのです。
で、再度おかみさんを呼んで申告すると、『なんて正直に!!どうもありがとう!!』と大感激されてしまいました。
私達にとっては当たり前だけど、逆に結構おおざっぱなのかもしれませんね。


それでも
3杯で900円弱なんて、パリでは考えられませんね。
ビールの味とこのお店の雰囲気を十分味わいました。


その後、お店を出て、ホテルに向かいました。
が、マルクト広場を通ったとたん、フリッテン屋台のいい匂いが!!
酔っぱらっていたのもあり、食事を済ませた後、しかも夜遅い事も頭に無くて、頼んでしまいましたよついに!!
フリッテン&タルタルソース!!
でも、本当に美味しかったです。
2人で『美味しい!!これは太ると分かっていても辞められないねー』と感激していました。
マルクト広場の美しい夜景を見ながら食べるフリッテンは大変おいしゅうございました。


これがフリッテン屋台。
夜も遅いのに、お客さんがひっきりなしにやって来ます。
美味しそうでしょ??



ホテルに帰る途中の水路にて。
ブルージュ初日に乗ったボート乗り場です。
その後は、素敵な素敵なお部屋で気持ち良く休みました。             



《続く》


Le carnet d'adresses (Belgique)
 

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