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Juin 2000 Riviera (ITALY) 5 |
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今日は東リヴィエラを後にし、懐かしい西リヴィエラのSavonaに来ました。
昨年同様『Claudio』に泊まりました。

Le carnet d'adresses (ITALY)

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| Jeudi 15 juin 2000 |
Portofino→Savona (Hotel Claudio泊) |
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今日はPortofino(ポルトフィーノ)を後にして、西リヴィエラの懐かしいSavonaに向かいました。
Portofinoのホテルは高いけど、とても静かでのんびり出来る素敵な町でした。
東リヴィエラの方が、生活地としてのイタリアを感じることが出来たような気がします。
人ものんびりとした温かい人が多くて、又来たいなと強く思いました。
今回特に東リヴィエラの海に入らなかったので・・・それが心残りなのです。
駐在中にあと1回くらい来れるといいのだけどなぁ・・・。
さてさて、車は来た時と同じようにPortofinoの美しい海岸線を通り、高速に乗って、一路西リヴィエラへ。
今夜のお宿は、昨年と同じ懐かしい『Claudio』。
私たちは、オーナーのClaudio氏のことを親しみを込めて『海坊主』と呼んでいるのですが(だって美味しそうなんだモン!!)、その『海坊主の宿』です。
宿に行く前に、寄っていこうと計画していたのが、『陶器の町』として有名なAlbissola Marina(アルビッソーナ・マリーナ)です。
ここは海岸沿いの道に『芸術通り』という名が付いており、沢山の工房やショップが軒を並べているとか・・・。
元々昨年行きたくて、時間等々の関係で断念したので、今年は行くつもりでいました。
そしてPortofinoのホテルのオーナーがチェックアウトの時に、『今日はこれからどうするんだい?』と聞くので、『Savonaに行く』と言うと、『そしたら絶対にAlbissola Marinaに寄ったら良い』と勧めてくれました。
イタリア人がそうやって勧めるのだからやっぱり行かなければ!!
Albissola Marinaは古い小さな街で、昨年夏、私たちが宿を求めて彷徨っていたときは海水浴で賑わっていました。
でもまだまだ季節が早いのか、お天気が曇りだからか、観光客は少な目でとても静かでした。
しかし本当に陶器の町らしく、至る所にお店や工房、そして町のありとあらゆるところにオブジェとして飾ってあるのです。
う〜ん・・・陶器好きの私としては惹かれてしまいます。
まずは芸術通り沿いの広場の駐車場に車を止めて歩いてみることにしました。
で、パーキング用の小銭が無かったため、すぐ目の前の食材屋さんでお水でも買ってくずそうと入ってみたら、美味しそうな食材の数々にうっとり・・・(爆)
危うく本来の目的を忘れそうになるところでした。
で、生もの系はさすがに無理なので、ミネラルウォータの他に乾燥パスタとかパスタソースの瓶詰めなどを衝動買いしてしまいました。
ここでも何故かイタリア語を誉められ、結局大負けしてもらい・・・(笑)
危うく小銭が出来ないところでした。
で、やっと車も止められたので歩いてみました。
そろそろお昼時なのか、それともバカンスなのか閉まっているお店や工房が半分くらいありました。
しかし雑誌にも載っていた巨匠がいるお店があったので入ってみました。
フランスやドイツの繊細な陶器と違って、素朴でごつごつした感じの物が多いのですが、イタリアの建物や食事にはぴったし!!
それに中にはとても細かい柄のもあって、思わず見入ってしまったり・・・。
ここは巨匠とそのお弟子さん達が、1つ1つ丁寧に手書きで書き上げた物ばかり。
どれとして同じ物がないところが、ここの良さであり、素朴さです。
ランプスタンドなどとても素敵だったのですが、やっぱりお値段もそこそこ(でもそんなにバカ高くは無いです)で、ちょっと考えてしまいました。
最初はそんなにいいなぁとは正直思わなかったのですが、じっくり見ていくと、素朴さが気に入ってしまって『もしお値段的に手頃で良い物があったら記念に買おう』ということになりました。
そして見ているうちに、オットが可愛らしいデミタスカップ(エスプレッソ用)を発見。
白地に青色の伝統的なサヴォーナ風ですが、シンプルで素朴な柄が気に入ってしまいました。
あまりにも見入っていたので、巨匠自ら接客してくれて、フランス語で色々と説明してくれました。
ディスプレーは、ケーキ皿と、カップがセットの価格で書いてあったのですが、カップだけでも良いと言うこと。
しかも巨匠の手書きで、1個づつ、裏に可愛らしい巨匠のサインまで入っているのに、6客で1万円位だったので、決心して買いました。
実はこの時、我が家はまだエスプレッソマシーンが無かったんですけど、いずれは買おうと決めていたので、先行投資ですね(笑)
(2000年12月に念願のエスプレッソマシーンを購入。このカップも大活躍です)
お揃いのケーキ皿も惹かれたのですが、予算の関係であきらめました。
で、お会計や包むのをしてくれたりしている巨匠とお話ししたんですが、オットが『ここはお店だけですか?それとも工房も一緒ですか?』と聞くと、なんと裏側の工房を案内してくれました。
実はもうお昼休みで・・・すでに私たちが来たときには閉めようと思っていたはずなのに、『ゆっくり見て良いですよ』と言ってくれた上に、お弟子さん達がお昼休みの許可を待っていたのです。
申し訳ない!!
で、巨匠はお弟子さんを帰して、自ら私たちを工房に案内してくれました。
『写真を撮っていいですか?』と聞くと、ポーズを取ってくれたりして、おちゃめな巨匠でした。
で結局お会計も少しサービスしてくれたんです。
お昼時間をお邪魔したのに、本当に申し訳ない・・・。
『追加注文とか出来ますか?』と聞くと、電話やFAXかインターネットで受けてくれるとか。
最後に、『HPも見てね』とカードももらって見送ってもらいました。
ここの作品には暖かい巨匠の人柄がにじみ出ていて、だから私たちは知らない間に惹きつけられたんだと分かりました。
こんなお茶目でやさしい巨匠の作品・・・これでコーヒーを飲んだら心がぽかぽかしそうです。
楽しみです。
![[2000riviera52.JPG]](_2000riviera52.jpg)
これは工房を案内してくれた巨匠。
工房の写真を撮りたいと言ったら、自らポーズしてくれました。 |
![[2000riviera54.JPG]](_2000riviera54.jpg)
これも工房内。 |
![[2000riviera53.JPG]](_2000riviera53.jpg)
これは絵付けの前に、一度焼く為の炉だそうです。 |
![[2000riviera55.JPG]](_2000riviera55.jpg)
ここが巨匠のアトリエ兼ショップ。
私達を見送った後、お店を閉めて、スクーターでお昼に出かける巨匠。 |

これが私達が購入した、巨匠の作品。
この白地に青色の線は、サボーナ風と言って、伝統的なものだそうです。 |

これが可愛らしい巨匠のサインです。
全てのカップとソーサーに書いてあります。
しかも手書きなので全部微妙に違います(笑) |
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で、朝も早かったので、さすがにお腹も空いてきました。
『今日の夜は、海坊主の美味しい豪華ディナーが待っているから軽く済ませよう〜』と、町の普通のピッツェリアに入りました。
ここでも最初、お店の人&お客さんに『日本人だ!!』と驚かれましたけど・・・(笑)
ここは、何でもアメリカで行われた全世界ピザ大会で優勝したことがあるとか…。
でもイタリアで行われた大会じゃないので、ちょっとどうかなとも思いましたけど、取りあえず、前菜盛り合わせ1皿とピザ1皿、そして保険にパスタ1皿を頼みました。
でもちゃんと美味しかったですよ。
普段パリで食べているピザはフランス風にアレンジしてあるから、なんとなく嘘物なんですが(だって、目玉焼きがのっていたりするんですよ(笑)それはそれで美味しいのですが…)、やっぱり本物のイタリアのピザは美味しい!!
パスタもアルデンテで魚介が沢山入っていて嬉しくなってしまったし。
何よりも普通のピッツェリアなのでお値段が安いのが嬉しいです。
デザートももらって、コーヒーも飲んで2人で2,000円ちょっとでした。
その後は、町を散策して、至る所に飾ってある、若きアーティスト達の陶芸オブジェを楽しみました。
又、あの優しい巨匠に会いに来たいな…
![[2000riviera56.JPG]](_2000riviera56.jpg)
Albissola Marinaの美しい町並み。 |
![[2000riviera57.JPG]](_2000riviera57.jpg)
町の中には何軒も食材屋さんがあり、どこも美味しそうです。
このお店は外の白板に本日のお勧めのお惣菜が書いてありました。 |
![[2000riviera58.JPG]](_2000riviera58.jpg)
少し奥にはいると、こんな趣のある古い路地も・・・ |
![[2000riviera59.JPG]](_2000riviera59.jpg)
これは若手のアーティストの工房の前で。
こういったオブジェがあちこちにあります。 |
![[2000riviera60.JPG]](_2000riviera60.jpg)
駐車場からAlbissola Marinaの町を眺めて・・・ |
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そして、一路Savonaへ!!
ホテルClaudioに着いたら3時過ぎでした。
ロビーに行くと、おじいちゃんが1人いるだけ…。
するとお客さんと思っていたそのおじいちゃんは、実は海坊主ことClaudio氏のお父さんで、海坊主の奥さんを呼びにいってくれました。
そういえば、このおじいちゃん、昨年Claudio氏とこのロビーに転がってテレビ見ていたな〜(笑)(詳しくは、昨年の旅行記も読んでみて下さいネ)
カウンターで奥さんを待っている時、昨年は無かった、海坊主の写真集を発見!!
『うわー、海坊主ってば、こんなの出しちゃったのね!!』と思わず2人で大爆笑!!
だってね…表紙がすごいんですよ。
で、どんなんだろうとぺらぺらとめくってみると、表紙の突拍子の無さに引き換え、内容はとても充実していて、このSavonaの歴史やClaudioさん達の歴史、そして海坊主のレシピと内容は盛り沢山。
もちろん、イタリア語なんですが、カラー写真が沢山載っているので見ているだけでも楽しそうです。
まぁ、ゆっくり検討して後で買っても良いかな…
さて、今日はうす曇で、『これから海に行こうか、どうしようかしら…??』と悩んだのですが、少しでも海に入りたいと思って、チェックインしてすぐに支度して、海に向かいました。 |

これが本の表紙。 |

表紙の写真の拡大部分。
これはなんぼなんでも無いと思いません??(爆) |
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これは部屋のテラスからのリグーリア海の眺めです。
素晴らしいでしょう? |
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そうそう、通してもらった部屋のテラスから海を覗いて『どうしよかな…』と検討していたら、下を日本人らしき東洋人が通りました。
向こうもこちらを不思議そうにじっと見ています。
そして『あのー、日本人の方ですか?』と声を掛けられて少しお話したところ、彼はここの厨房でイタリア料理の修行をしているそうです。
イタリアンの特に魚料理を学びたくて、ここだけではなくて、リグーリアの各地を回っていると言うこと。
『でも今まで日本人のお客さんに会った事が無いんです』と言って、感激していました。
私達も昨年リグーリアを回ったときは日本人に誰も会わなかったのに、先日のCervoの見習いさんといい、ここの見習いさんといい、今回は驚きです。
『そっか…、じゃ、今日の夜は彼のお料理も味わえるのね…楽しみね』とオットとわくわくしてしまいました。 |
さて、昨年歩いて帰ってきたのがとても辛かったので、車で海まで下りて行きました。
まだまだハイシーズンには早いのか、平日だからか時間のせいか、それともお天気のせいか、とても空いていて、すぐに止められました。
1年ぶりの懐かしい美しいリグーリアの海!!
思わず、感激してしまい、うるっとしてしまいました(笑)
昨年同様、海の家に行くと、昨年私達が『バンデラス』と勝手に命名していた、かっこいいお兄さんがパラソルとマットの手配をしてくれました。
昨年は初めての体験でシステムも良く分からない上に、イタリア語しか通じなかったので、大変苦労したけど今回は少しはましでした。
そして昨年のように、6時過ぎまでゆっくり海で過ごしました。
夕方になると海風が出て寒くなるので、先に海に入っておいて、後はゆっくりマットで寝そべっていました。
うす曇とは言うものの、知らない間に日焼けはするようで、油断して軽くしか日焼け止めを塗らなかったら結構ひりひりしました。
たったの3時間でも焼ける物ですね。
(まぁ、バカンス中半そでやノースリーブでいるので、歩いているだけでも焼けるんですけどね…)
明日は1日海で過ごすつもりなので、もう少しお天気が良いと嬉しいな…
海からホテルに戻り、シャワーをして、夕食までは、昨年同様、海を見渡すテラスで、読書タイム。
うーん…ピンク色に染まるリグーリアの海を独り占めしながらくつろげるなんて、なんて贅沢なんだろう!!
C'est la Vacance!!
昨年の部屋よりも1階下の階なのですが、角部屋でテラスからの見渡しが更に良いので、多少部屋が狭くても、こっちの方が嬉しいです。
(狭いって言ったって、十分広いんですけどね)
ですっかりくつろいでいるうちにお腹も丁度空いてきて、夕食の時間になりました。
ちょっとお洒落して下のレストランへ。
まぁ、毎回のことですし、昨年もそうだったから今更驚きませんけど、私達が姿をあらわすと、まるで伝言ゲームのように『ジャポネ!!』『ジャポネ??!!』という、驚きの声があちこちから聞こえてきます(笑)
うーん…驚かなくなったものの、やっぱり恥ずかしいなぁ…。
そして、テーブルに案内してもらい、キャンドルを灯してもらいました。
さぁ、海坊主による食のショータイムの始まり始まり!!
いつものように、スプマンテを注いでもらい、ズッキーニの花のフライと共に頂きながらメニュー検討…。
で…欲張りな私達は結局昨年同様、海坊主のお勧めが少しづつ色々と味わえるコースを取ることにしました。
このコースは4皿+デザート2皿に白ワイン1本とデザート用のスプマンテ、ミネラルウォーター1本がつく、超お得なコースなのです。
しかも味は絶品!!
全て魚介なのが日本人としては嬉しいです。
席に着いた頃は、山桃のような濃いピンク色だった夕焼けのリグーリアも、今は濃紺の帳が下りてきてひっそりと静まりかえっています。
海風も気持ち良いし、美しい月夜と、海に映る月の影を見ながらの食事なんてもう本当に贅沢です。
海坊主の料理は相変わらずパーフェクトでした。
一応ミシュランの1つ星が付いているけど、きっと彼はあまり気にしてないようで、昨年同様素材の新鮮さを活かした、シンプルな料理方法でかつバラエティがあって、全て美味しかったです。
しかも季節の野菜も盛り沢山だったのが嬉しい。
食べ終わってお腹が一杯でももたれないのが、リヴィエラのイタリアンの大好きなところです。
特に、昨年も感じたのですが、リヴィエラで食べるイタリアンはオリーヴオイルが美味しいんです。
さらっとしていて軽くて。
うーん…昨年は出来なかったけど、今年は絶対オリーヴオイルを買って帰ろう!!と決意しました。

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