アイコンアイコン  Août 1999 Cote d'Azure(FRANCE) 
& Riviera(ITALY) 5
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今回は1999年夏の2回目のバカンス記の続きです。
念願のイタリア、
2日目です。
この日、私はなんと○ッ○レスにチャレンジ!!


Le carnet d'adresses(Italy)

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 Dimanche 22 août 1999   Italy:Cervo→Savona (Hotel Claudio) 泊 

今日の朝はお寝坊してしまいました。
昨日はとても暑い中をずっと歩きつづけていたので、相当疲れていたようです。
と、言っても、私達はいつでも朝寝坊してしまうのですけどね。
広くて素敵なお部屋だったので寝心地は最高でした。
ホテルの女性が起こしに来てくれて、もう
10時近かったけど、『朝ご飯を食べなさいね』と言ってくれました。
昨日の夕飯がまだ残っているようであまりお腹は空いていませんでしたので、コーヒーだけもらうことにしました。
やっぱりイタリアに来たからには美味しいカフェラテで朝を迎えなきゃ!!
[1999vacance82.jpg]

[1999vacance83.jpg] おじさんがサービスで大きなクロワッサンを付けてくれました。
『お腹空いていない』と言いながらも出さるとつい口にしてしまいました。
これが何と中にマーマレードのジャムが入ったクロワッサンで、大変美味しかったです。
イタリアの特にリグーリア地方は朝甘いものを取る習慣とか。
フランスでも朝に
Pain aux chocolatesと言った甘いパンを食べますが、このクロワッサンは新しくて嬉しい出会いでした。
朝ご飯を頂いたテラスから見えるのは、朝日を浴びて光り輝くリグーリアの海と、オレンジや黄色やピンクと言った暖色系の家々の波。
朝からホッとくつろいでしまいました。

[1999vacance84.jpg]

ホテルの皆さんと。
私の横がここの女主人。
後ろの左側から、料理を一手に引きうけている若いシェフ、マダムの息子さん、そして唯一フランス語が話せたおじさん。
本当に居心地が良くて1泊しか出来ないのが残念でしかたありません。
ホテルのおじさんもとても親切でイタリア語混じりのフランス語で話してくれたし、それ以外の人達も大変やさしく、前からの知人のように感じさせてくれました。
マダムも私達を子供のように可愛がってくれました。
チェックアウトの後、みなさんと一緒に写真を撮り、又来ますと約束しました。
絶対に又、今度はもっとゆっくりしたいです。

別れ際に息子さんが売り物の手作りクッキーをくれました。
これは昨日のディナーの時に、食後に出て美味しかったもので、『今回の思い出に、これを食べて又思い出してね』と。
バカンスから帰ってから、家でやさしかった皆さんと楽しかったチェルボを思い出して美味しく頂きました。


チェルボを後にし、一路、Savona(サボーナ)地方へ!!
サボーナは丁度フランス国境とジェノバの間くらい。
海岸線沿いにずっと車を走らせていると、きらきらと光るリグーリア海がとても綺麗です。
ちょっと曇っているけど、紺碧の水面に白い泡がとても綺麗です。
あー、早く海で泳ぎたい!!


さて、本日の宿の
Claudio(クラウディオ)は海岸線よりもちょっと離れた、海を臨むのどかな丘の上に建っています。
ここまでくるのに結構坂道を登ってきたんですが、下に下りるのが大変そう…。
海岸沿いには車を止められ無さそうだし、でも歩いて海に行くのも結構歩きそうだな…なんて、思っていたのですが、着いた時に眼下に広がる大パノラマに感激!!
『すごーい!!こんなに海が下に見える!!車がミニカーみたい!!』

そうなんです。
まさに海を見下ろすロカンダです。
[1999vacance90.jpg]

パンフレットのコピーなので見づらいですが、赤丸の付いているところがClaudioです。


丁度
12時。
一応フロントに到着を告げ、もしチェックイン出来る様なら荷物を入れちゃおうと思ったのですが、やはりまだ早くて部屋の準備が整っていないとのこと。
ここのレストランでお昼を取って待つことにしました。


オリーブの植木(プロバンスからそうでしたが、本当にオリーブの木が沢山あって、緑色の可愛らしいオリーブの実がなっているのを実際見たのは今回の旅行が初めてで、見る度毎回感動してしまいます)を通り抜け通されたレストランは白いパティオが素敵な海を一望できるテラスです。

ここのレストランは一応ミシュランの
1つ星保持店。
オーナーシェフのクラウディオ氏はジェノバ近郊でレストランを持っていたんですが、マリンスポーツ好きが嵩じて、こういう海の見える食の理想郷を作るのが夢だったそうです。
で、念願かなって
82年にこのロカンダがオープン。
今ではオフシーズンでもイタリアのみならずスイスやフランスから顧客が押し寄せる素敵なロカンダになりました。
…と前もって情報を聞いていたので、食事も大変期待していました。
ロマンスグレーで綺麗に日焼けした渋くてかっこいいメートル・ド・テール(給仕頭)のおじさんとトムクルーズ似の若いソムリエさんが出迎えてくれました。
さすがにお昼だし、食後に海に行くつもりなので軽く食べようと、スパゲッティだけ頼むつもりでした。
席に着くと、きちんとソムリエさんが食前酒のスプマンテと水をサーブしてくれました。
そして、食前酒のおつまみに、ズッキーニとアンチョピのフライをやはり出してくれました。
『真昼間からお酒飲むなんて、いいのかしら??』なんて思いつつも、『
C'est la Vacance!!(これぞバカンス!!)』と乾杯して楽しくなってしまいました。
ロマンスグレーのおじさんに、とても立派な皮の表紙のメニューを渡され、ちょっと恐縮…。
そうだ、ここは
1つ星のレストランなんだと再認識。
でもスパゲッティだけでもいいと言ってくれたので安心しました。
どれも美味しそうだったのですが、やっぱりリグーリア、海の幸が食べたいので、私はまた手長海老のトマトのスパゲッティ(手打ちパスタ)を、彼は貝が入ったトマトのスパを頼みました。
ワインも本当はグラスで1杯だけ頼もうと思ったのですが、さすが星付なのか、はたまたイタリア人はそんなちびちびとした飲み方はしないのか、グラスワインとはないとのこと。
でも特別サービスで地場の白ワインを
1本空けてくれました。
これがとても美味しいワインで感激&恐縮してしまいました。
控えてこなかったことを又もや後悔しております…。

ほろ酔い加減の体に海風が大変気持ちいいです。
逆にかなり高台にあるので風が強いくらいです。
良い気持ちでリラックスしていたら、来ました来ました、美味しそうな匂いを振りまきながらスパゲッティが運ばれてきました。
目の前で銀の蓋を空けてもらうと、そこには美味しそうなスパゲッティが大量盛りに!!
『美味しそうだけど、こんなに食べられるかな…』とちょっと不安になりつつも、『頂きます!!』と口に運ぶと、やっぱり美味しくて、しばらくお互い無言で食べてしまいました。
昨日のところといい、ここといい、思ったのはオリーブオイルが大変美味しいのです。
トマトソースというか、どっちかというと、オリーブオイルでチェリートマトが崩れかかっている感じなんですが、大変美味しいんです。
魚介との相性もきっとバツグンなんでしょう。
途中、ロマンスグレーの給仕頭さんが『どう?美味しい??』と聞きに来ましたが、『美味しい!!』と何度もうなずいてしまいました。

さすがに昼間に大量のスパゲッティを食べるのは結構大変…。
食べ終わったころにはおなか一杯で、このままではリグーリアで溺れてしまいそう。
でも本当に満足でした。
食後のデザートはさすがに断り、コーヒーだけ頂きました。
やっぱりイタリアのコーヒーは美味しい…。
こんな素敵な景色を見ながら美味しい食事を頂けるなんて、これだけでも、もう十分満足です。
『あー、これぞバカンスって感じだなー』と思いました。


[1999vacance91.jpg]

これもパンフレットのコピーなので、見づらいですが、広くて綺麗なお部屋でした。
[1999vacance85.jpg]

お部屋のテラスで、ちょっと休憩。
後ろが美しいリグーリア海です。
さて、お食事をしていたので、もう1時半過ぎ。
お部屋の用意が出来ましたと呼びに来てくれました。
ホテルはレストランの上に、2階あり全室海を臨むテラス付&ジャグジー付なんですが、私達の部屋はなんと最上階の一番見晴らしの良い部屋にしてくれました。
部屋のテラスからは殆ど遮るものが無く、きらきら光る海を一望できます。
『うわーっ!!すごいー!!素敵っ!!』
思わず子供のようにはしゃいでしまいました。
部屋自体はそんなにすごくないんですが、この景色はちょっと他にはないくらい素敵でした。
テラスの白い椅子に腰掛けて、一休み。

その後、水着に着替えて海に行くことにしました。
さすがに来た道は坂道ですごかったので、『近道は無いのかな…』とホテルの人に聞こうとフロントに行くと、シェフがロビーのソファーでごろんと昼寝をしていました。
なんかこういうのはイタリアっぽいなーと思いました。
シェフの他にも常連客か連泊客のようなおじさんが
2人同じようにソファーに転がっていて、おかしかったです。

フロントに誰も居ないのでどうしようと思っていると、シェフが来てくれて、海への近道を聞くと、『ホテルの人に送らせるからちょっと待ってて』と言って、誰かを呼びに行きました。
そして帰ってくると、『今若いのが来るから乗っけてってもらって』と言ってくれました。


さすがにシェフはマリンスポーツ好きなだけあって、綺麗に日焼けしていて、ころんとしていて、なんだか美味しそう…。
こんな美味しそうなシェフが作る料理だからきっと美味しいに違いないと、妙なことを
2人で言い合ってしまいました。

そしてシェフはフランス語が話せたので、送ってくれる人が来るまでの間、『お昼がとても美味しかった』とか、ちょっと話をしました。
どうやら部屋も、待たした(私達が早く来すぎたんだけど)&遠方からの客(本当は違うんだけど…)なので、特別に良い部屋にしてくれたようでした。
感謝感謝!!
そして、若い従業員さんが車で海岸まで送ってくれました。
『帰りも迎えに来るよ』と言ってくれたのですが、何時に上がるかも分からないので悪いのでお礼だけしておきました。


さぁ、念願のリグーリアの海です。
昨年のバカンスでフランスのノルマンディに行きましたが海には入らなかったので、駐在してから初めての海水浴です。
フレンチ・リヴィエラからずっとそうでしたが、日本の海岸のように全然込んでいないし、とても綺麗です。
何と言っても、映画でしか見たことが無かった『パラソル&マットベット』が実際にずらっと並んでいるのを見ると感激というかミーハーな気分になってしまいます。
早速、お借りして(一応日本で言う『海の家』みたいなものがあり、そこで『クラウディオに泊まっている』と言うとパラソル&マットペットをタダで貸してくれるんです。そこでは食事も出来ます)、くつろぐことにしました。
さすがにここまでくると東洋人は見かけないらしくて、しばらく私達は注目の的でした。
おまけにイタリア語オンリーの世界。
パラソルとか借りるのも一苦労で、なんだかちょっと緊張しました。
でも最初だけで、後は皆さん思い思いに楽しんでいるので、私達もリラックスしました。

やっぱりというか、実際に見たのは初めてだったけど、殆どの女性がトップレス。
自分の母親位のお方まで堂々としているのを見るとちょっとびっくりでした。
でも若い人はほぼトップレスでしたね。
それが当たり前らしくて、みんな平然としているのですが、私達はきょろきょろしてしまいました。
中には『お相撲さん級』の人とか、女性から見ても『えっ??』と思ってしまうような体系の方も沢山いらっしゃって、『トップレスの人が沢山居ても一概に男性が喜べるものでも無いんだな』と変なことを思ってしまいました。
でも、郷に入ったら郷に従えということで、私も…なんとチャレンジ!!
でもさすがに恥ずかしいので、うつぶせのまま焼いていましたし、海に入る時は着けましたけど。
でも一旦してしまうと慣れてしまうと言うか、周りが皆そうだから逆にしているほうが変だし目立ってしまうので、しょうがないかと開き直ってました。


海はとても綺麗でエメラルドグリーン色できらきらと輝いている様はまるで宝石のようです。
遠くから見たときはもっと紺碧に見えたのですが、実際はとても透明で殆ど汚れていない綺麗な海でした。
こんなに綺麗な海を見たのは初めてで、感激しました。
浜が砂ではなくて、白い小石だから海水が濁らないのでしょうか?
でも綺麗だからなのかしら、異様にしょっぱかったです。
良くスパゲッティを茹でる時に塩を入れますが、『海水程度にしなさいと言っても、日本の海とリグーリアの海では全然違うじゃん!!』と思いました。
彼が、『この海で取れた魚はちょっとしょっぱいのかもよ。だから美味しいのかも』なんて言ってましたけど。
それくらいしょっぱくて、油断して波を被ってしまった私はいつまでもげほげほ咽てしまいました。
でも波も穏やかで割と遠浅で本当にいい海でした。
やっとこさ来れたイタリアでしたが、本当に来て良かった…と、綺麗な海を前にしみじみ感激しました。
念願のパラソル&マットベットも体験できたし(笑)、私もトップレスデビューしたし(笑)とても満足です。
でも、もちろん、明日もチェックアウトしてから来るつもりです。


日も落ちてきて大分涼しくなってきたので上がることにしました。
さすがに、歩いて坂道を登るのは大変でした。
海を後にしたときは海風で肌寒いくらいだったのに、ホテルに辿り着いた時には汗だくになっていました。
すぐシャワーをしてさっぱりし、真っ白のバスローブを着て、テラスで海を見ながら2人で本を読んだりしてくつろぎました。
『バスローブを着て、テラスで海を見ながら本を読むなんて、すごいバカンスって感じだね!!』とだんなさまは妙に感激していました。

テラスで夕日が落ちて行く様を見れるのは本当に感激です。
ちょっと曇り気味なのではっきり見えませんでしたが、水平線までピンク色に染まったリグーリア海をまるで1人占めしている気分でした。

なんだかんだつくろいで居るうちに、夕食の時間になりました。
着替えて、ちょっとお洒落して先ほどのレストランに下りていきました。
昼間とは又違って、蝋燭の灯るテラスもとても素敵です。
さすがに夜は席が一杯で、お洒落したイタリア人が沢山!!
私達が行くと、ここでも東洋人は珍しいのか一斉に他のお客さんに注目されてしまいました。
   [1999vacance92.jpg]

席に着くとやはり昼間のように食前酒とおつまみが出され、メニューを渡されました。
うーん、何度飲んでも美味しいスプマンテです。
散々悩んだ挙句に、シェフのお勧め料理が少しずつ楽しめるコースにすることにしました。
どのお皿もシンプルにして大変美味しくて、量も兆度良く、大変満足でした。
次のお皿は何かとわくわくしながら待つことが出来ました。
しかもこのコースは、地場の白ワイン1本と食後の甘いスプマンテ付で大変リーズナブルでした。
特に美味しかったのは、リグーリア地方独特のパスタを使った1皿と、大きな鯛をまるごと1匹グリルして一旦見せてくれてから、きれいに取り分けてくれて、それをリグーリアのオリーブオイルと岩塩とレモンで食べるものでした。
それ以外のも全て、フランスではなかなか食べられない美味しいイタリアンで、本当に満足でした。
しかもフレンチと違って、食べ終わってお腹一杯でも、重たくないのがいいですね。
ゆったりと食後のコーヒーを頂きながら感激をかみ締めてしまいました。
コースの最初に又戻りたい衝動に駆られるくらい美味しかったです。


今日はとても充実していたし、満足しました。
海にも行ったし良く歩いたので、今日の夜はぐっすり眠れそうです。


明日はイタリア最後なので十分楽しみたいです。


《続く》


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