アイコンアイコン  Août 1999 Cote d'Azure(FRANCE) 
& Riviera(ITALY) 8
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今回は1999年夏の2回目のバカンス記の続きです。
カンヌからパリへの帰途の途中にディジョンに寄る事にしたのですが・・・。


Le carnet d'adresses (France)

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 Mercredi 25 août 1999   Canne→Dijon (Hotel Wilson) 泊 

今日は午前中の少ない時間で最後の海を満喫する予定だったので、頑張って朝早く起きました。
まず朝食を取りました。
ホテルの門から入り口までがお庭になっていると先に書きましたが、ここで朝食を取りました。
思いがけなく静かで、とても一大観光地のお庭とは思えません。
朝はそんなに暑くなく、風が頬に気持ち良く、鳥のさえずりを聞きながらの外での朝食が格別でした。

その後簡単に荷造りをしておいて、そして水着に着替えて海に行きました。
午前中の
2時間半くらいしか居れませんが、それでも最後の海を堪能しました。
又、飲み物を頼んでリラックス。
[1999vacance118.JPG]

私もだんなさまもこの数日で相当焼けました。
それでも回りに居る人達に比べると真っ白と言っても良いくらい、まだまだ。
白い上に東洋人なので、大変注目されていました。
でも周りに居る人達のように焼いたら私達の弱い肌はぼろぼろになってしまうからこの位が丁度いいのです。
[1999vacance88.jpg]

あっという間に時間が経ってしまい、帰り支度をしなければ行けない時間になってしまいました。
寂しい気持ち一杯ですが、絶対に又来るぞと
2人で誓い合って、海を後にし、一旦ホテルに戻りました。
まだチェックアウトまで
1時間あるので、シャワーをして荷造りをしてチェックアウトをしました。
このホテルも小さいながらも従業員さん皆さん感じが良くて、又来たいなと思いました。

[1999vacance110.jpg]

これが素焼きのオリーブオイル入れと、後で出てくる、オリーブ入れ。
その後、荷物をホテルに預かってもらって昼食を簡単に取り、買い物を軽くしました。
どうしても素焼きのオリーブオイル入れが欲しくてプロバンスからずっと探しているのですが、なかなか気に入ったものが見つからず半ば諦めかけていました。
ところがここカンヌで一目ボレしてしまったんです。
普通売っているのは黄色い黄土色風のいかにもプロバンスというものばかりなのですが、ここのは全く違っていて、白い素焼きの瓶に青色と緑でオリーブの実が描かれた素敵なものでした。
ショーウィンドウに飾ってあったものに一目ボレしたのですが、丁度昼休み中。
でもどうしても諦めきれずに、お昼休みが終わる2時まで待ちましたよー。
でも待った甲斐あって、ちょっとパリでは見かけない、いやいやプロバンスでも見かけない素敵なものを手に入れることが出来、大変満足。

ここの雑貨屋さんはオリジナルのものが多くて、他にも素敵なものが沢山あって、本当はゆっくり見たかったのですが、出発の時間を既にオーバーしていたので、断念。
でも、またカンヌを訪れる機会があったらまた行きたいです。


沢山の思い出を抱えて一路帰宅の途に着きました。
今日はこれから
Dijon(ディジョン)に向かいました。
夜にはあの
Thibertの美味しいごはんが待っているぞっと!!
そう思うと車の中でも私達は大変ご機嫌でしたが、途中ふと『あれ??なんか遠いなー。思ったよりも進んでいない…』と
2人とも思った途端、車内が緊迫状態に。
私は車とかに疎いし(自分では免許すら持っていない)、走行距離とか全然わからないので、だんなさまを完全に当てにしていましたが、彼も結構アバウトなので、『大丈夫じゃん?』と軽く言っていました。
でも冷静に考えたら、行きに
Vienneに行くのも半日掛りだったんだ!!
ひぇー!!
このペースではとても
7時半の予約に間に合わないどころか、何時になることやら…。
私が悠長に買い物の為に出発時間を遅らせている場合では無かったですねー!!

[1999vacance119.JPG]

この
2枚の写真は、南仏の
Mont St.Victor
セザンヌが生涯描きつづけた山です。
[1999vacance120.JPG]

高速を走行中の車中より撮影したので
かなりぶれています。
ただ、かなりのスケールだと
言うのは分かって頂けますか?

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時ちょっと前にまだVienneにすら到着できていなくて(CanneからDijonに向かうとVienne→Lyon→Dijonの順番です。ちなみに高速上でそれぞれ1時間位の距離があります)、『これは絶対無理だ!!』とホテルとレストランに電話をし、ホテルには9時位の到着になると伝え、レストランには9時に予約を変更してもらいました。
その前までは、急に激しい雨が降ってきて更に進めなくなり、結構お互いイライラしてしまった時もありますが、変更の連絡をしてからは『焦ってもしょうがないさ』と又、カーステを
B'zなどにして楽しく盛りあがっていました。
安全運転を心がけ、途中こまめに休憩しつつ(ここで私は買い忘れて後悔してたいたオリーブの実を入れるお皿(上の写真。楊枝を立てておく小さな壷がついています)を偶然発見し、購入することが出来ました)、結局カンヌから丸6時間半のドライブの末、やっと
Dijonに到着。

夜で雨が降っていたということもあったのですが、強風が吹き荒れ、まるで初秋の空模様のようです。
駐車場に車を止めて降りると『ひぇー!!』と悲鳴を上げてしまうほどの寒さ。
午前中まで
30℃近いところに居て、今は10℃近いところなんて…。
駐車場からホテルまで歩いて
5分ほどですが、ノースリーブだった私は慌てて羽織るものを鞄から引っ張り出したくらいです。
風邪をひかない様にしないと。


ホテルにチェックインしたのはぎりぎりの
850分。
急いでドレスに着替えてすぐ隣のレストランに5分遅れで滑り込み…!!!
ホテルもレストランも前に一度来ていたので迷わずに済みましたが、初めてのところだったらもう絶対間に合わなかったでしょう。

昨年の秋に来て以来ですが、前回たった
1回食事をしただけですっかり虜になってしまい、2人ともお気に入りなレストランだけにちょっと興奮気味でした。
気持ちはとてもわくわくしていたのですが、体は正直で、長いドライブにとても疲れていた様でした。
最初はそんな自分の体調に気づかずに、食事用の赤ワインの他に『バカンス最後の夜だから…』とちゃっかり食前酒にシャンパンを頼んでいました。
そして、
4種類のアミューズ(前菜の前菜)から食事が始まったのですが…、なんとだんなさまばかりでなく私も食事がのどを通らないのです。
味は美味しくて、もっと食べたいと気持ちは思うのですが、お腹はもう一杯と言っている。
あまりのショックに愕然としてしまいました。
うーん…勿体無さ過ぎる。
大好きなレストランでこんなに美味しいものを目の前にして、疲れているから食べられないなんて!!!
でも例え疲れていても、やっぱり美味しい!!
誠実な美味しさと言えば言いのでしょうか?
やっぱり私の一番のお気に入りだなと再認識し、また、こんな失礼な来方では無く、今度はちゃんとふさわしいゆとりを持ってこようと反省しました。
疲れているのでワインの回りも早くて、これが満腹感に拍車を掛けたようで、今回はメインを殆ど残してしまった上に、チーズをパス(なんてこった!!勿体無い!!)し、デザートもヒーヒー言いながら食べました。
食後のコーヒーを飲むのをどうしようか迷ってしまうほど今日は満腹感が強かったです。

メートル・ド・テールさんも私達があまりに食が進まないので気にしてしまっていたようで、『何か不都合がありましたか?』と聞きに来ました。
だから私達は正直に『こちらこそ、遅刻した上にとんでもない、本当に申し訳無いんです。でも、実は…』と、ここに来たいが為にパリに帰る前にと、まさにたった今カンヌから着いたばかりと話をしたら、とても喜んでくれて、『もちろん私達のお料理を残したのは残念だけど、そんな風にしてまで来てくれたのはとても嬉しいし、シェフに残したのはそういう理由だと伝えましょう。』と言ってくれました。

そして、帰り際マダムに『今日は残してしまってごめんなさい。本当に残念でした。とても楽しみにしていたんです…。今度はゆとりをもって来ます。』と私達が言うと、『是非、そうしてください。やはり料理は作り手だけでなく、食べ手の状態にも依るんです。お客様の体調が良い時に食べていただいたほうが、お客様にとっても幸せですし、私達も嬉しいですから。』と笑っていました。


さすがにお腹一杯で部屋に戻ってすぐにキュー・バタン…。
横でだんなさまが悲鳴を上げています。
どうやら忘れた来たと思っていたデジカメの充電器、実はちゃんと持って来ていたんです。
鞄の底の方にあったので気が付かなかったようです。
あーぁ、もう明日でバカンス終わりなのに、残念です。


明日は折角だからお気に入りの
FIXINのワイン・カーブに寄って、美味しい赤ワインを買って帰りましょう。


《続く》




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